昨日は大阪のお客様へ、今日は名古屋のお客様へ、吉田氏(大阪)・古賀氏(名古屋)・小倉氏(東京)の3名3拠点のスタッフによる合同の営業をおこなう。どのお客様とも懸案があり大きく動いた気がする。ただし、大阪の仕事と思っていると東海での仕事だったり、名古屋での仕事と思っていたら関東での仕事だったりで、用件は正に3拠点まちまちだった。
メタル便の料金表を刷新する。金額も変わった部分もあるが、12枚の料金表をデザイン統一し見やすい様に工夫する。出来上がったその数時間後、メタル便大阪より最新の料金表が無いかと問い合わせがある。この一ヶ月こんなことが連続している。縄文の話をしていると、翌日別の会合で縄文が話題になる。社内でコラボレーションの話をしていると、正にその瞬間それを企画して欲しいとお客様から電話をいただく。3年間取引が途絶えたお客様の社名が会話に上がると、翌日そのお客様から早急に会いたいと3年ぶりの電話をいただく。こんな時は偶然と片付けづに、その流れに何かのヒントが隠されていないか精妙に物事を考えてみたい。 カジ
メタル便の関東地区料金のアレンジしたプランA、プランB、プランCの検討をこの一週間おこなう。お客様のメタル便利用料に応じてある特定部分を割引するプラン。最大で45%の大胆な割引。ほぼその概要が固まってくる。来週からはその案内にメタル便スタッフが動き出す。
小池氏と銀座で打合せた後、時間があったので二人でエルメス銀座店5階にあるミュゼ「アルバム」を見にいく。世界初のエルメス社常設ミュージアム。馬具に始まるエルメスの代表的な製品が年代順に110点飾られている。入場の際、入口で白いガウンの着せてもらい、音声案内機を渡される。その音声案内より冒頭「今日までエルメス社は馬の為に商品作りをしてきた。」とメッセージが流れる。「人間の為ではないのか?」と度肝を抜かれる。心地良い馬のヒズメ音にクラシックが重なる。ビデオ「夢と現実」上映も内容が素晴らしく、エルメス社の変えてはならない部分と、変えなければならない「革新」部分が職人の言葉で語られる。とにかく概念の大きさに圧倒させられた。
大手町で東京倉庫協会主催の3PLセミナーを聴く。物流会社F社の事例。日本に進出する外資系企業と取組む場合、情報キャッチからコンペ迄12ヶ月、立上げ迄6ヶ月、あらゆる角度から分析し見積書が出来上がる迄数百万円の費用がかかる。いざ契約し運営がスタートしても一年間以上赤字の時もある。外資との契約は3年が一般的で、3年間に黒字化させないと次回の更新時には物流会社から降りる時も有ると言う。3年で改善を重ねやっと黒字化させても契約更新で更なる値下げコンペが待っている。スタート時、特に重要なことは「離婚の条件を決めておくこと」と力説していた。厳しい業界である。
浦安メタル便の事務所で、昨日に続き新鋼流会の第二部ミーティング。浜松から渡辺氏・大阪から吉田氏を交えて長距離のMIXチャーターの運行プランと料金の検討。直近の来週、数社のお客様へのどのような提案をするかも重要なテーマとなる。遅い昼食後、解散。渡辺氏と吉田氏とは夜8時半まで話が続いた。
写真→土曜日で配達はないが積込みにきて、時間の合間に道を教えあう運転手
小池さんの進行もと、「100年後のメタル便を考える」ミーティングを新鋼流会とゲストを含めおこなう。いつも目先のことに捕らわれがちな我々、100年スパンで考え、何が残り、どう変化する。トラックは? 鉄鋼製品は? 鉄鋼の流通は? 後半はメタル便のコンセプト確認とクロスドッグの話が中心となる。再認識したメタル便のコンセプトは、「中立」と「機密保持」。夕方、小池さんの「マーケティングはアートだ」の講演会にスタッフ数名と参加する。
メタル便のリンクと、MIXチャーターのホームページの打合わせをKappe社とおこなう。紙の会社案内をHPにしたようなサイトではなく、メタル便・新鋼流会のサービスを中心にした、インターネットの利点を充分に取入れた動きのある・立体的なサイトになりそうで楽しみだ。 カジ
月より放置駐車違反の取締りが民間に委託される。メタル便は直接的にはあまり影響がないが、路線便や宅配便への影響は大きい。総合トラックでは、都心部での集荷等で一部影響がある運行がある。取引のある路線各社に6月以降の対応を聞いてみる。集配エリアに駐車場を確保するとの対応が大勢の様だ。路線会社にとってはコスト増の要因になる。ただこのコストアップに対して、6月以降路線各社が運賃にどのように影響させるかが興味深い。推察されることは、扱量の多い大手の会社は何とか切り抜けられるが、中堅の路線会社には1荷物当りの負担が大きく、価格競争においてより格差が広がってくる。
路線会社はここ数年生き残りをかけ、お客様や商品を選別してきた。トラック一台当りの運賃を上げる為、大きな荷物は断り、書簡をはじめとする軽量荷物にシフトしてきた。以前は運んでいた4mの長尺物(長い物)や1トン以上の重量物は、価格を極端に高くするか断ることを選択した。路線会社の大手も中堅もその方向に右に習いをした。「全国規模で配達する路線会社は3社~4社に整理淘汰される」と大栄の吉田氏は予ねてより力説していた。私自身も路地路地に駐車する各社のトラックは数社で充分だと思っていた。現状は対面1車線の路地ではスキースラロームの様に駐車トラックを避けながら走っていかなければならない。 今回の道路交通法の改正はより淘汰を加速させていく。路線中堅企業の戦略も大きな見直しが今後あるかもしれない。ひょっとして今まで断っていた長尺物も運ばせて欲しいと言ってくるかもしれない。 カジ
メタル便のリンクと、MIXチャーターのホームページの打合わせをKappe社とおこなう。紙の会社案内をHPにしたようなサイトではなく、メタル便・新鋼流会のサービスを中心にした、インターネットの利点を充分に取入れた動きのある・立体的なサイトになりそうで楽しみだ。 カジ