過去を振り返って、一度離れたお客様と取引が復活することはめったにない。先日弊社(総合トラック)で3年程前にお取引していた会社の物流担当の取締役がわざわざ来られ、取引再開のご依頼があった。弊社から小口混載のご提案をし数年間サービスをおこなった。そこに大手N社がダンピングして仕事をとっていったが、ここにきてギブアップしているようだ。メタル便にしても小口混載はやりがいのある仕事だが、実は大変手間もかかり難しい仕事だ。でもその仕事を数年経って再評価いただいたことは非常にうれしい。流した汗が報われた気がする。
東京に来ていた渡辺さんより連絡もらい新橋で夕食を共にする。最初は、先週末の会議での話が中心だったがいつの間にかプライベートな話題に変わっていた。
写真でみると、ぎらぎらした中年二人って感じ。
名古屋で土曜日を利用して、10時から約3時間新鋼流会のミーティングをおこなう。中心議題はメタル便東海の運営について。今回はアトランス社から3名の参加、切り口の違った意見も出て大変参考になった。遅い昼食をとって解散となる。
メタル便グループのドライバー、関西の憲さん、入社時の彼の履歴書の年齢が間違って記入されていた。中高年の憲さん、実年齢より若く記入しており、履歴書の生年月日欄と見比べるとすぐ違いが発見できる。憲さんにすると偽りではなく、自身が感じている「気持ち年齢」を素直に書き込んだようだ。 仕事っぷりにも味がでる。配達先の会社概要をインターネットで一件一件調べるそうだ。何をしている会社?どんな雰囲気の会社? 興味はつきないし仕事を楽しんでいるのが伝わってくる。 メタル便のホームページも丹念に見ると聞く、自分のことが書かれているのでさぞかしビックリするだろう。
聞いた話。航空業界の国際線はビジネス客とエコノミー客の比率で収益にかなり差が出る。路線によってその比率が異なり、ビジネス客中心の路線ではビジネスシートの要望が高く、機内もエコノミーシート→ビジネスシートへの作り替え作業が必要になる。その作業をANNは一日で行い、JALは一週間かかると言う。各社の最終収益はANNは黒字でJALは赤字、「やっぱり」と充分にうなずける結果。”利益は正しいことを実施しているかのバロメーターだ”と言う。そしてその実施はしている・していなではなく、その深さであると言う。耳の痛い話だが、正にその通りだと最近つくづく感じる。
夕方6時よりインターネットで大阪・長野・浜松・東京・埼玉・千葉を結んでのテスト会議をおこなう。設定や操作方法でぎこちないところもあったが雰囲気は充分につかめた。定期的に使用すれば情報の伝達もかなり便利になりそう。
兵庫県の東条湖で、渡辺・吉田・古賀・梶でメタル便の今後の運営について会合。午前11時三田駅に集合し近郊の渓谷で昼食、そしてT-LAKEへ。会話は深夜まで続く。翌日起きると正に全員「ざこ寝」状態で、テーブルを挟んで睡魔に襲われたものからそのままの状態で寝込んでいた。
翌日T-LAKEで昼までミーティング。その後、新神戸駅で鈴木君と合流し、吉田氏と3人で徳島のお客様を訪問。建材の関東地区での再配送の宿題をいただき、帰りの車の中で色々なプランを検討する。プランAはお客様が望んでられるプラン、ブランBは新鋼流会らしい我々しにかできない思い切った提案として2通り作ることに意見が一致する。 神戸⇔淡路⇔四国は高速道路が快適で景観もダイナミック。でも高速代が高額なのが残念。
朝散歩していたら突然、鎖を解かれた犬が道に飛び出し吼えてきた。1m位に接近し吼え続ける。あまりの怖さに後退りし、側溝に足をとられる。やっと家の中から飼い主が出てきて、犬を静止しする。「○○○、だめよ」と犬を叱っている。逃げるように足早に立ち去りながらも心臓がバクバクする。そして、心の中でつぶやく「だめなのは犬ではなく、鎖を解き放っていたあなた(飼い主)でしょう」と。私自身「責任の転嫁」を無意識にしているかもしれないと反省もする。
関東、関西、東海のメタル便で共通な傾向としてより小口化が進んでいるようだ。配送件数は変わらないのに、配送重量が減っている。今年の3月・4月はまあまあの重量だったが、5月になって輸送データからも鉄源不足におる小口化が明確な現象になってきた。メタル便を利用していただいているお客さんは、メタル便で小口化を吸収しているが、ご利用のないお客様にとってはこの時期かなり物流費が高いものになっている。ただ、流通業は値上げで物流費は吸収できていると思うが。
インターネットを使ったMeetingを体感する。自分の顔をカメラで写しネットにつなぐ、このシステムだと最大8名が参加しMeetingできる。最初は使い方に少々違和感があったが、使ってみるとすぐ慣れる。NASAにいて衛星中継している感じで意外と楽しくかった。チャットも可能、エクセル等のデーターも見ることもできる。2年前に韓国に行った時に既に一般で使われており、出会いサイトとしても一つの社会現象にもなっていた。メタル便も東京・大阪・名古屋に3拠点あるので、情報交換に便利かもしれない。複数の人が同時にコミニュケーションできるだけでなく、時間の共有ができることに意味が有りそうだ。