今年もあと数日と思いながら運転していたら、バイクの人身事故にでくわした。そのドライバーは残念なお正月を過ごすのだろうと思うとなおさら同情する。私の経験で年間通じてトラック事故が多いのは8月下旬。蒸しかえる夏の作業は過酷、暑さにもめどがついてホッとした時に発生しやすい。あと数日は運転するが、静かな正月を迎えるためにもいつもに増して慎重に運転しようと心がける。メタル便浦安の配送も年内は忙しいなりに目どがついたようだ。
写真上→メタル便で長く仕事をしてもらった藤井君が年内で車を降りるという。朝早くから夜遅くまで頑張ってくれて有り難う。
東海では新鋼流会が集まり、大手路線会社の社長と会合。 私は新社屋引渡しのため浦安千鳥へ。新社屋は兄が経営する梶哲商店と共同で使用する。鋼材販売をする梶哲商店は主に倉庫を使い、メタル便は梶哲商店が使わない屋外のトラック出入りの為の場所が貴重な作業空間となる。鋼材屋と運送会社はとても相性が良い。
写真上→左より兄の梶哲夫、建築をお願いした住友金属の山口様、西村様、小池様。新社屋の前で記念写真。
プリンターが故障して、メンテナンスに着てもらう。このところ故障が続いているので,もうそろそろ買い換え時ではないかと質問すると、メーカが標準にする対応枚数の4分の1にも達していない事を知る。人間で例えると、老人と思っていたら20歳代の働き盛りだった。父親が15年前に65歳で亡くなった時、何となく75歳位まで生きるかと思っていた私の寿命もその時リセットボタンが押され65歳になった。機能が停止して初めて寿命が確定するが、それまで意識の上では案外と曖昧だと感じた。メタル便は今月で4歳7ヶ月、はたして幾歳まで続くのか。
一般的に企業の寿命は、30年~40年が多く、それは創業者に大きく起因するそうだ。菓子の虎屋創業480年に興味があり、今週本店に数名でいった。本店だけあって接客が非常に良い。帰ってホームページを参考にしながら、何で480年も続いているのかディスカッションした。商品価格は高い一方で、小さな金額にも繊細である。売上160億円で、店舗含めてあえて大きくしていない。赤坂御所に隣接し創業地の利点も大きい。HP上は商品紹介より、お菓子の文化や人に関わる採用部分も大きな比率を占めていた。どうも概念が全く違うところで経営しているようだ。 カジ
この一週間はメタル便の移転案内状作成に頭を悩ます。古賀作成の文章と地図の原案に手を加えていく。通常は印刷会社の定型文に加筆し発送するのだが、メタル便のこの4年5ヶ月の想いと未来へのメッセージを数行の中に入れたいと思ったので手作りにした。考えれば一斉にお客様ご案内するのはメタル便開業時、鉄鋼団地のお客様に一枚A4サイズの開業案内以来の2回目であることに気付いた。作り始めるとなかなか考えがまとまらず難しい。 カジ
天気が良かったので、新車のステッカー貼りを行う。積載は4T車サイズで8.3t、全く普通車並みの小回りがきく。ボディーサイズを優先したため、キャビン後方のベッドがないdayキャブと言われるタイプ。昼休み一寝入りをしようとして椅子が後方に倒れないのでちょっと不便。今週は年末と言うのに意外と忙しさはなかったが、金曜日配達にオーダーが集中し明日は一杯の配車状況。一杯というかそれ以上で、予備のトラッが配送予定になっているが、運転手がいない状況で「明日は明日の風がふく」と言った感じで明日待だ。
①辻井章博(つじいあきひろ)
②つじやん・あきちゃん
③配車係・業務係長
④S40・1・25
⑤典型的B型
⑥海物語(パチンコ)の攻略・ゴルフ
⑦東名高速下り線「鮎沢P」の豚汁定職&メンチカツ
⑧メタル便のお客様へ
いつも本当に有難うございます。業務を司る配車係として皆様へ一言だけお願いを言わせて下さい。
メタル便は小口貨物をいっぱい積み合わせて何とか運営しています。つまりスピードが命なんです。っということで皆様には大変わがままを言って申し訳ございませんが、何卒積み込み積み下ろしには時間が掛からないよう宜しくお願い致します。
そしてムラちゃん(村瀬さん)へ
早く元気になって、またバカ話出来る日を心から待ってるよー 頑張ってや!
①名前 ②ニックネーム ③ポジション ④生年月日 ⑤血液型 ⑥今はまってる事 ⑦こっそり知ってるマイグルメ(お奨めメシ屋)⑧本人より一言
新鋼流会の忘年会、渡辺氏と吉田氏と奥飛騨にいく。「どんな時、良いアイデアが出てくる?」・・・小池渉氏は「時間空間の概念が異なる、飛行機の中が多い。」 小宮一慶氏は「日曜日のうたた寝の後突然沸いてくる」 私の場合は圧倒的に、人と仕事の話している時で、お客様の前だったり、最近は新鋼流会での車の移動中やお酒の席やだったりする・・・と言うことで、長い言い訳になりましたが、新鋼流会のこの旅行でいっぱいのアイデアを生だす目的で・・・参加しました。宿泊は奥飛騨の福地温泉郷「長座」旅館で、良いサービスもかなり勉強になった。 カジ
新しい浦安事業所の工事、建物はほぼ出来上がり、外構工事に入っている。そこで問題が発覚。車道からクロスドックの屋下の始まり部分まで12メーター、歩道と置き場との高低差が1.2M。このままで舗装すると進入部分の勾配が10%(通常は8%)になり、トラック出入りの際のバンパーがひょっとすると傾斜にあたるかもしれない。低床大型車は厳しいかも。傾斜を8%にすると屋根下の作業部分が3メーター位傾斜をもち、無駄なスペースになる。
ドイツ系物流会社シェンカーの最新鋭の倉庫がシンガポールにあると聞き、ドイツ本社に願いして、98年に見学したことがある。そこで説明をしてくれたHerrmann氏は、新倉庫立上げの為にスカウトされたエキスパート。倉庫の設計からコンピューターシステム設計、実際の運営まですべて一人でやった。一人でやったから思い切った合理的で一貫した倉庫が出来たという。こんなこと思い出しながら、自分のレベルの低さを痛感する出来事だった。 カジ
写真下→Herrmann氏、一日16時間2年間ほぼ休まず仕事したと言う。
物流業界は中小企業が多く、過当競争が激しiい。理由は起業が簡単にできることだ。例えば、ドライバー経験者が特定のお客様から信用をいただければ仲間を集めて5台の車両でスタートできる。車庫は借地、車両はリースにすれば良い。起業して、数年で10台~20台規模にすることは、営業力さえあれば難しいことではない。でも品質より価格が優先されがちなこの業界、存続し行くことはかなり難しい。なぜなら、数十年社歴のある物流会社でも、値下げ攻勢の中含み吐き出しながら経営している会社も多いからだ。 一攫千金を夢見てラスベガスでギャンブルし、手持ち資金を使い果たし去っていく。私は勝手に「物流業界のラスベガス現象」とネーミングした。
ラスベガス現象には色々な特徴がある。上場した物流会社と中小零細物流会社(規模的)とは、ドライバーの給料格差はあまり無い。なぜなら、「当社は上場しているので、運賃はちょっと高めですよ」と言ってもお客様は納得していただけない。その差は一般管理費の低さや車両台数のグロスメリット位で、逆に大手が取引する大手顧客ほど運賃競争は激しい。 荷主が営業ナンバー取得して(2PL化)の新規参入組みもあるが、この世界も厳しい。営業ナンバーを取得すれば物流コストが下がる様な感覚でスタートするが、この方法でコストを下げるには、親会社から移籍した運転手の賃金を下げるか、他の仕事を取ってきて親会社の仕事比率を下げるしか方法はない
ラーメン屋のチェーン店を経営する友人から数年前に教わったことがある。「ラーメン屋でもやろうかと簡単に言うが、決して甘い業界ではない。開店が目的で、存続は考えてない人もおり、ひどい場合は開店して一ヶ月で店を閉める人もいる。」 そして続けて「本当に味にこだわるなら、家族経営に徹すること。一人若者を雇い、その若者がある年齢に達した時、その社員の為に2件店を出すようになり、それがチェーン店化の始まりになる。」「チェーン展開したら、数店舗では本部経費がでなくなり、より多店舗化する。その過程で独自のノウハウが必要となり、多くの会社がそこで又消えてしまう。」 物流業界とは諸事情は異なるが、参入障壁の少ない業界特有の厳しさがある。 カジ
役員会出席のため、メタル便東海に。約1ヵ月振りだが、以前に比べ事務所の中がこざっぱりし、スリッパも綺麗なり、清潔感が出てきて、空気も新鮮になった気がする。我々の靴が乱雑になっていると、出社した本田嬢が自然の動作で揃え直してくれたのがとっても嬉しかった。 関係ない話だが、私の趣味は靴磨きで毎週日曜日に一週間分の靴を40分位掛けて磨き上げる。靴磨きが日曜日を実感する時間となっている。カラーコーディネーターの菅原明美さん(インプレッション代表)も講演で、菅原家では週末に家族全員で自分達の靴を磨くことを日課にしていると言われてた。 カジ