3月は年間の自動車保険の契約更新月。
保険会社の担当が来社され、ここ数年事故がなく今年は65%から1ランク上がり70%の割引になったこと教えてもらう。団体割引を5%加えると75%オフ。保険料が四分の一で済むことになる。メタル便では新人も多いので、ここ数年は小さな事故が増えてもしょうがないと思っていたが・・・。
そんな中、私の携帯に古賀君より事故の一報が。冷静な報告だったが、詳細を聞き終わるまではドキドキする。
弊社のトラックが停車中に、側面より乗用車が突っ込んできたとのこと。相手は心臓発作か脳溢血などいずれかの理由により意識不明の状態だそうだ。結果的には、意識不明で歩道に突っ込むところ、弊社のトラックが防護壁になったようだ。
夕方のミーティングの議題で一つとして、給料についての基本的な考え方をスタッフで話合った。
メタル便の毎月の車両毎の売上は、ドライバーの成果を評価する上で余り参考にならないと古賀氏は言う。4t車で60万円台の売上もある一方で100万円近く売り上げる車両もあるが、経験豊かなドライバーは配送件数が多い難度が高い仕事が割り振られ、概してそれが直接的に売上に結びつかないケースが多い。
メタル便のドライバーの評価は、プラス思考の別の尺度が必要になる。今後ドライバーが増えるなか、管理運営上で二班に分けることも検討される。
メタル便浦安の今年の広報の方法について、古賀君と打合せ、年間スケジュールに落し込む。
・1月~2月 ドライバーが主役となりメタル便をもっと知ってもらう。
・3月~5月 お客様にアンケートの実施 お客様に問題提起いただき、その中でメタル便が何ができるか。
・6月~8月 小口混載便の広報
・9月 長距離輸送の広報
我々は自分達の毎日おこなっているサービスは当然、お客様も知っていると思い込んでいる。毎日お電話をいただいているお客様でも、メタル便のことは殆ど知らないのが現状であることが広報活動の第一歩だ。
研修の課題は本来一人一人で消化していくが、小宮さんの計らいもあり、吉田氏と私はメタル便という共通のビジネス展開があるので二人で協議しながら課題を進めていくことが許される。
いつもと異なる空間の中、落ち着いて先のことまでゆっくりと考える時間が持てることが有難い。
我々の強み・弱みは何?
現在の外部活動・内部活動は何をしているの?
重点的に取組むことは何?
早朝に海辺を散歩することを日課とする。
昨日の研修の振返りと、今日の課題について一歩先に話合いその日の研修に望むことにする。 カジ
グアム3泊4日でおこなわれる小宮コンサルタンツ主催の経営目標設定セミナーに吉田氏と参加する。
エコノミーの航空券だったが、満席のためファーストクラスの席になった。これからの研修で何か良い事が起きそうな予感をさせる。
初日は、ここ5年間の外部環境の変化について参加者全員で検討していく。 カジ
浦安鉄鋼団地周辺の一般道、荷締め一つしないで 厚板を運んぶまな板トレーラー発見。後ろにつけると万が一の場合危険なので、乗用車で早々に抜き去る。運送会社名と車両番号をメモる。事務所に帰りネットで会社の電話番号調べ、その会社の配車係りに電話し状況を説明する。
「運送会社の者ですけど、非常に危険な状態なので電話しました。」
「数年前に、トレーラーが新浦安駅前の交差点で実際に荷締めをしないで鉄板を落としたこともありますので」
電話の先では「はい、判りました。」との返事はするが、「有難う」の返事もなく電話自体に迷惑そうな口ぶり。業界のレベルの低さにガッカリ。ドライバーもドライバーだが、会社も会社。
普通の運転なら落下事故は起きないかもしれない、でも急ブレーキをかける事態が発生したら・・・。
浦安在住の私、でもそんな奴らにうちの家族を殺されてなるものかと無性に腹が立った。 カジ
古賀君からのボイスメールによる浦安メタル便の輸送報告
・メタル便オーダー52件 総重量31.7t
積置車両4t車×8台 朝積4t車×4台
・長距離チャーター 4t車×7台
・地場チャーター 4t車×7台 大型×1台
・小口オーダーは1トン以上が30%以上で比較的まとまった量、茨城方面が相変わらす多く12件
トータルで27台のトラックが動く。今日は小口件数が多少すくなめで長距離が若干多いかなと言う程度で最近の浦安では平均的な荷動き。
昨年12月より、古賀君より新規のお客様へのパンフレット作成を依頼されていたがデザインがまとまらず悶々としていた。デザインの目処も立ち、土日で作業に取り掛かる。
今回のテーマは、メタル便の「お得」をいかにA4サイズの用紙一枚で明確に伝えることが出来るか。年賀状(インクジェット用)の10枚セットを包んでいたビニール封筒が130枚思い捨てずに取っておいたので再利用することに。
作業工程で多くの作業時間を要するのは、使用する写真選び。過去3年取りだめしたデジタル写真を一枚一枚チャックし使えそうなものを選び、サイズや色合いを試し印刷しつつ調整していく。文字や文書の最終チェックは、古賀君の担当。
次に手間なのが細部の校正。エクセルベースで作成するので、文字が画面イメージと印刷では異なり、ずれが発生する。試し印刷しながら調整。ある段階で見切って実際のプリントしながら、納得いくまで微調整していく。だから100枚印刷しても最初の10枚位は、微妙に構図が異なる。意外とこの手の作業が好きなので、苦にはならない。
今回のパンフレットは構想40日+作業2日間+印刷4時間で、ほぼ完成する。 カジ
物流を分析する時、仕入に占めるこんな構成比を出してみた。
①自社の車両
②他社からの月極専属車
③他社からのスポット傭車
④路線会社
⑤倉庫部門
・①②⑤は固定的なので稼動しだいではリスクも伴う、③④は変動的なのでリスクは少ない
・一般論として輸送品質やコストを追求するには①が重要になる。
新鋼流会5社の各パーセントを出して比較もしてみると、各社の戦略や色々な事情も見えてくる。
メタル便へご相談に、午前9時に1社(メタル便大阪からの紹介)午前10時に1社(梶哲商店からの紹介)ご来社いただく。
2社共通している点は
①メタル便の特徴を的確に把握されてのご来社
②相談内容が長距離の少量
③現状を変革したいとの意思
だった。
このようなご縁を大切にしたいと思うと共に、メタル便に商品力が有るんだなと改めて感じる。 カジ