関東では6月の大幅な料金改定を実施。
今年になり以下のサービスを充実させた。
・北海道の定期便
・北陸3県への直行便(従来は大阪経由)
・長野の配送エリア拡大
配達対象エリアが広がると共に納期も一部エリアで短縮され、料金も上記の多くのエリアでは値下げもできた。2
2~6メーターの長尺物や重量物の全国への混載輸送において、メタル便は先駆者的なポジションにあるが、サービスはどんどんと進化させなくてはお客様のご要望に追いつくことはできない。
これ踏まえて6月に料金表の改訂版をお客様に配布することにした。約2000冊の発送になるが、料金表のペース数も増え社内で作成するので相当な労力を要する。写真のグラデーションは発送前の料金表の束。
メタル便のブログを始めて15年経過するが、ブログは文章と写真がセットで特に重要なのが写真。物流会社は現場があるので、上手に撮るとそこそこ迫力がある。逆に言うとブログを書くために、ターニングポイントとなる出来事は結構写真に納まっている。ミラーレスカメラも購入して、ワンランク上の写真にもチャレンジしようとした。でもスマートフォンのカメラ機能が充実してくると、数台あるミラーレスも埃をかぶる様になった。加えて撮る写真もマンネリ化し、シャッターの回数も少なくなった。
そんな時テレビの旅行番組て折々見かけるドローンを使った空撮に興味をもつ。2年位前にネットで1万円前後のドローンを購入したが、バランスがとれず一回もホバリングすることが出来なかった。20万や30万円の製品でないと使えないとあきらめていた。先日家電量販店で5万円台のドローンを見かけた、紹介videoで飛行操作も簡単なので購入する。そして撮った写真が右の写真。やっと飛ばせただけで、動画の編集もマスターする必要があり動画を見てもらうレベルでないが、腕を上げたたら全国のメタル便の撮影行脚をしたいものだ。
小ロット貨物の関東地区からの北海道への輸送に対し「2019年4月以降の配送ができない」と北海道向け貨物を扱ってきた複数の物流会社より荷主に対して1月~3月にかけ一斉に通達されている。北海道への混載手段の無くなった多くの顧客の声をうけ、メタル便は物流の安定供給を目指して、海上用トレーラーシャーシやメタル便北海道所有のJRコンテナを利用して、北海道向け週1回の定期運行を4月より開始する。
週1回の限られてた日程では対応できないオーダーに対しては、チャーター輸送に比べ安価な幹線輸送のスペース借りを併用して週1便の欠点を補っていく。1オーダー当たりの扱い重量は、㎏単位の少量に加え、10t車やトレーラー等の1車単位に満たない中途半端な重量も対応可能。今後は貨物扱い量の動きを見ながら、海上用トレーラーシャーシを週1便から2便・3便と北海道便を増やしていく予定。関東のみならず、九州や関西や新潟等のエリア発の北海道向け貨物についてもメタル便浦安が中継して、北海道に発送していく。道内の配送については、メタル便北海道に加えて道内の物流会社と提携して主要都市全域へ配送する。
メタル便のキャラクター制作に取り掛かっている。切欠はメタル便ホームページをリニューアルする中、TOP画面をより親しみを持てる様にする為にキャラクター登場となった。大手だと動物をキャラクターを使用していることがあるが、我々はトラックが変身してロボットになるキャラクターを創ることに。3Dキャラクターデザイナー竹田さんのいる金沢に。単に一枚の絵を描くのではなく、正にロボットを作る様に仕様を決めて本体と基本スタイルを3Ⅾで作成、その後にポーズ毎に画像にしていくそうだ。上の写真、竹田さん自身がロボットになり説明。
下の写真はキャラクター設定段階の我々素人がイメージしたロボット、各パーツはトラックの部品から成り立つ。ぼかしを入れないと現在はお見せできるものではない。ロボットの腹筋はトラックのフロントグリル。ロボットの名前は、”トランスJメタル”が有力。仕様が決まってから完成まで約一ヵ月要するとのこと。
1月のスタートダッシュミーティングでの、メタル便九州の深田社長の話が印象に残っている。
「運送会社は運転者不足を逆手にとり価格交渉する一方で、輸送サービスを確実に低下させている。その反動は物流が正常化してとき必ず我々にもどってきて、自分自身で自分の首を絞めることになる。今、我々が行動しなければならないのはサービスの向上であり、それがあっての適正価格である。具体的にメタル便が全体で取り組まなければならないことは納期短縮。」
深田社長は行動力がありネットワークも広い。言われて見れば、その通りである。
突然の大雪に遭遇すると、ホームセンターからスコップや長靴が、カーショップからタイヤチェーンが品薄となり、場合によっては価格が高騰する。そんなことは過去に何度も経験してきた。販売する方はその日は大盛況かもしれないが、数日すると何事もなかった様に平常化する。我々物流業界は、物流クライシスや物流難民の言葉に代表する様に、運転者不足に乗じてこの一年値上げ交渉と条件交渉を一斉に行ってきた。この1年ほど物流会社が顧客に対してこれほど有利に立てたことは、私の35年の物流業界では経験したことがない。いくら運転者不足と言ってもこの状況が長続きするとは到底思えない。
宅配便と路線会社は、今年になっても次々と長尺物や重量物の取り扱いを中止し、人手のかからない楽な方、採算性の高い方に突き進んでいる。
メタル便ではスタートダッシュ以降、各社・各拠点で一斉に納期短縮と配送エリア拡大に向けチャレンジをスタートさせた。具体的には採算を犠牲にしても、納期短縮の為幹線便を増便させ、一方で配送エリア拡大の為今まで定期で走らせていなかったエリアも思い切って幹線便を走ら始めている。
メタル便オフィシャル・ステッカーを作てみた。32枚がA4シート一杯に埋め込まれている。メタル便スタート以来継続してデザインをお願いしてきた福井在住のデザイナー宗倉さんの19年間の作品のベスト版とも言える。パソコン・携帯電話・携帯魔法瓶等に貼ると、結構カッコ良い。ワッペンは2016年より制服のジャンパー用に毎年作り変えている。
チーム作りにデザインが重要だと感じたのは吉田さんと行ったグアムのホテル。そのホテルには米軍のパイロットも宿泊しており、一角にパイロット向けのスケジュールが掲示してあった。そのスケジュール表にはカッコ良い、いくつかのマークがついていた。
三回目のホームページミーティング、12~13日横浜で。
2018年11月にキックオフ、メタル便グループ9社にも報告しつつ3か月経過し内容やシステムはほぼ煮詰まり、今後はデザインをメインに詰めていく。12日は横浜の歴史あるホテルのカフェに4時間陣取り、出来上がってきたサイトを見ながら細部のチェック。それとお客様からのお問合せからご返信へのフローも検証しシュミレーション。夕方はお決まりの横浜中華街で宴会。
3月の完成が待ち遠しい。
2019年スタート・ダッシュ・ミーティング
午前中は2018年大きく変化のあった九州・中国四国・関東の3拠点の発表があった。また前泊して関西と北陸の状況も事前に聞いていたので、各拠点の状況を総括すると2018年は前年比で120~130%と前年を大きく上回っている。それだけ2018年は宅配・路線会社の長尺貨物の荷扱い拒否が厳しくなったと言うことを意味している。増加分に対し各拠点も車両や置場のキャパの問題もあるのでその増加分を各社が吸収するには相当の工夫や努力があったことが容易に想像できる。今回はメタル便グループ9社に加え、各地のパートナー企業が5社参加している。昨年も何とかお客様の要望をクリアーできたのもこのパートナー企業が大きく貢献してくれた。
そんな環境下でも各拠点の発表で嬉しかったのは、現在のサービスに甘んずることなく、お客様の利便性を高めるべく納期短縮に向け前向きな提案が続いた。具体的には
1)幹線便の増便
2)当日便の検討
3)中継地での夜間作業
2019年の新たなチャレンジを打ち出してくれていた。
今回の大きな議題の一つは、昨年11月から取り掛かったメタル便ホームページの大幅リニューアルの全体への説明である。ここで承認を受ければ、2月下旬から遅くとも3月上旬には完成版が登場となる。メタル便のホームページを訪れる内の95%は長尺物の地方発送に困っている顧客であり、その問題に解決できるサービスをわかりやすく説明することを主目的とした。それとスマートフォンでも見やすいレイアウトに取り組んでいる。
2019年メタル便グループのスタート・ダッシュ・ミーティングが1月12~13日東京で開催された。今年は全国から14企業50名の参加で過去最大規模の参加となった。12日は懇親会が中心で立食パーティと余興ゲームで盛り上がった。グループ戦のゲームだが静岡の鈴木社長が盛り立て役も強烈で、また参加者も各社の幹部とあってノリが良く、いつの間に出題者を囲んで大きな一つの輪になっていた。
午前中は早く東京入りしたメンバーの薦めで新豊洲のチームラボを体感、東京に住んでいながらなかなか行くチャンスがなかったが予想以上にチームラボの作り出す異空間は楽しかった。でも男同士はちょっと残念かも。
メタル便には共通の制服はなく各社でメタル便のロゴを取り入れて自由に作成している。
そんな中にあって、メタル便幹部が毎年1月に集まり会議する恒例のスタートダッシュミーティング(SDM)向けに作成されるイベントジャンパーが多くの会社で制服に近い位置つけで着用されている。SDMで一体感を出すために、5年前から毎年作成してきたが、デザインのクオリティが徐々に高まり、SDMに参加してないメンバーに対しも配布し各社の制服の一つとして採用されるケースが増えてきた。NMLはニューメタルラインの略で我々9社の通称である。浦安では、5年前の初回から社員是全員に配布しており、毎年新しいデザインのを配布し続けている。そのアイデアの仕掛人が写真の吉田氏(上)とデザイナーの宗倉氏(下)である。特に背中のデザインは毎回ガラッと変えていく。一枚のジャンパーのデザインの為に毎回相当な議論が交わされ、毎回15~20パターンのデザインが候補としてたたき台に上がる。2019年の背中を飾ったデザインコンセプトはクイーンである。宗倉氏が映画ボヘミアンラブソディを観て厚く感動して、そのイメージから離れることが出来なかった。
ジャンパー代1000円 4ヶ所のプリント500円×4 そして版代とデザイン料、通常なら4000円を上回ってしまう内容だが、大阪商人の吉田氏の腕の見せ所で、発注枚数も250枚を超え今回は2500円ぽっきりの上代に抑えてくれた。
遊び心満載のジャンパーだが、黒字に大胆な白のデザイン、これが実にカッコ良く、私は新幹線の出張などでも気おくれすることなく堂々と着て乗車する。