関東

[ 九州 北海道 北陸 新潟 関東 関西 静岡 ] コロナにめげず、加速するサービス

コロナ感染が起きて半年経過、メタル便グループの連携も大きく変わった。メタル便は全国に点在する運送会社が連携して、異形物や長尺物の混載を全国に展開している。コロナ以前は打合せは全国から幹部が出張して一か所に集まっていた。各自会社に持ち帰って実行に移していた。懸案によってはもう一度出張をかけ集まるケースもあり、これが当たり前に思っていた。

それがコロナ以降は頻繁に簡単にZOOM会議を行うことにより、容易に情報共有もでき、拠点間の調整もスムーズになり、スピード感もでてきた。
メタル便も鉄鋼全般の落込みにより、オーダー数の減少が続いている。扱量が落ちると、納期を犠牲にしてでも便数を減らして採算を何とか維持しようとするがそんな軟な対応はしない。メタル便グループはアクティブで、この状況を進化させる為のチャンスと捉えている。サービスの質を高めればお客様に必ず支持されると確信をもって行動している。申し合わせた訳ではないが、各拠点の挑戦は驚くほど共通しており、納期短縮と扱量が少ないエリアへあえて便数を増やすことにチャレンジしている。「コロナにより未来が早くやってきた」と言われるが、現状のサービスに留まることはできない。

浦安のチャレンジは福島便・山形便・山梨便・静岡便の充実、特に静岡と福島は自社トラックによる運行に。また地方から入った貨物の関東地区の配送を7月上旬より一部の地域で翌日配送から当日配送に切り替え納期の短縮を図る。アクティブである。(梶記)
   

[20.06.29]

[ 関東 ] メタル便の生産活動とは

コロナウイルスが発生して数か月、世界規模で多くの企業が甚大な影響を受け売上を落とし出口の見えない中で苦戦している。一方でこの状況下で売上を伸ばしている企業もある。指導いただく経営コンサルタントに「売上を落とした企業の減額分から、売上を伸ばした企業の増額分を足すと等しくなりますか?」と稚拙な質問をした。「この数か月生産が止まっていた分が、差としてでてきます。」と明快な答えをもらった。コロナの影響で未来が早くやってきたとも言われている。当社は3月まで売上に大きな影響がなかったが、4月になって売上を大きく落とす部門と、落とさない部門が明確になった。この数字を見て先のコンサルがこれが未来の姿ですとも言われた。この2つのヒントに、当社が今何をなすべきか冷静に考えてみた。


売上が落ちた部門はチャーターや専属の輸送で、売上の影響を受けなかった部門は混載輸送だった。混載部門への新規顧客からの問合せはコロナ前と変わらず減っていない。なら混載部門を強化すべき。次は生産活動だ。物流業はメーカーと異なり作りだめができない。ホテル業と同じで、今日の商品は今日販売しなければならず、売れ残った今日のサービスは明日は販売できない。知り合いのメーカ-はリーマンショックのどん底の時、社員の大幅なリストラは避けられなかったが、潤沢な資金を元に受注が無い中で将来予想される部品を作り大量に生産し続け備蓄した。その結果は、回復期に入った時先手を取ることができリーマンの翌年でも最高益を上げた。メーカーは研究開発+教育+生産活動があって商品が出来上がる。


メタル便は一定の形ができているサービスなので新たな研究開発はない。混載事業の未来を早めることって何だろうか。メタル便は新規のお客様との取引はお客様の問合せによるモノが多く、その入り口がメタル便のホームページである。長尺物の輸送に困ったお客様が、ネットで検索して当社の存在を知ってもらい取引につながる。メタル便にとっての、未来を近づけるモノ、研究開発、商品の作りだめに変わるものは、お客様への積極的なPR活動かも知れないとの考えに至った。現状を変えることは現在はできないが、未来を近づける活動によりコロナにより数か月失われた生産活動の穴を埋めることができるかも知れないと。

[20.05.31]

[ 関東 ] メタル便東京マルチヤード

浦安鉄鋼団地内に倉庫を確保、4月20日より利用開始。年々の荷扱量の増加により保管スペースと車両台数が増え事業所が手狭になってきた。午後3時以降は社員通勤の乗用車とトラックと集荷貨物が事業所の平面使用がピークに達し、帰社時の私の乗用車1台分の駐車スペースの確保も難しくなってきた。今回の第二倉庫をまメタル便東京マルチヤードの名称とし、商品保管スペースに加えトラック3台と乗用車3台の駐車スペースが新たに確保でき、ひいては運転手や作業員の残業時間の短縮にもつながる。看板業者に依頼した看板ができあがり本日設置。加えて従来の事業所にも大きな看板を設置する。

メタル便東京マルチヤードの本来の目的は、関東圏内以外のお客様にBCP型倉庫として広くご利用いただく為だ。メタル便グループでは、メーカーや流通関係の顧客に在庫保管場所の全国への分散を提案してきている。阪神淡路大震災・東日本大震災を経験し、幹線輸送が寸断された場合に必要な時に消費地に届ける事が困難になる現実を見てきた。どっちみち全国各地の消費地に届けるなら、少量であっても消費地に数か月分を保管するという危機対応管理である。新潟・苫小牧・岡山・金沢・静岡・名古屋・北上と、この2年でBCP型倉庫機能を充実させてきたがやっと関東でも浦安に機能を持たせることができた。

[20.04.30]

[ 関東 ] 4月より新しい仕事

4月より新しい仕事がスタートする。相談を頂いてから営業がお客様と打合せを重ね、準備期間は一年経過したかもしれない。4月開始に際して、協力会社のトラック3台を新たに増やし輸送体制を強化した。夕方の積込時間帯に、置き場に車両を囲んで人だかりが出来ていた。いつもと違う景色に近づいて見ると、新たに加わった協力会社の車両に新商品が積みこまれており、捕縛の方法を皆で思考錯誤している。

青いヘルメットはメタル便の社員、白いヘルメットは協力会社の運転者さん。「皆で教え協力しあう」これがメタル便の現場力である。鋼材からスタートしたメタル便だが、現在は長尺物であれば多種多様の商品を配送している。その一つ一つに商品に対してその様な荷扱いをするかは運転者が皆でアイデアを出し合って経験を積んできた、正に混載20年の歴史がある。

[20.04.01]

[ 関東 ] 山形便(平車指定)輸送開始

福島県に続き、山形県内への平ボディ車による混載輸送がスタート。
北東北(青森・秋田・岩手)も好評運行中です。


山形県上山市みはらしの丘に新中継所オープン、BCP対応倉庫としての保管や一時保管としてもご利用下さい。メタル便の推奨するBCP倉庫は北海道・新潟・静岡・金沢・岡山に続き6拠点目となります。勿論、この6拠点は該当エリアの混載輸送も可能ですので保管後のトータル物流費の削減にも役立ちます。

[20.04.01]

[ 中国・四国 中部 北陸 関東 関西 静岡 ] 業務案内用、パンフレット完成

業務案内を作成しようと始めたプロジェクト、一年経過してやっと完成する。打合せは全国の各拠点でも行われ、カタログの記載と現場のサービスに隔たりがないことも確認作業に労力を費やしてきた。8ページだが内容は盛りだくさん、メタル便の混載サービスを始めて利用する顧客にも解りやすい内容になったと自画自賛している。

メタル便サービスは新規の顧客からの問合せが多く2019年だけでもインターネットから400件を超えるお問合せをいただいているが、その一軒一軒を訪問することは出来ていない。本来であればお客様に訪問してしっかり説明すべきところだが、電話のやり取りだけで終わっているケースがほとんどで、全国料金表をお渡しするだけだった。
今回のメタル便の業務案内のパンフレットはその手助けになるものと位置付けて作ってみた。19000部発注し、お客様のお手元に届くのももうすぐだ。

[20.03.25]

[ 中国・四国 中部 九州 北海道 北陸 関東 関西 静岡 ] スタート・ダッシュ・ミーティングin金沢

2020年のスタート・ダッシュ・ミーティング(SDM)が金沢で行われた。全国から各社の幹部社員が50名集まった。数年前までは1月にふさわしく各拠点の1年間の目標を発表が中心の議題で相互理解に努めた。各拠点が10分の発表であっても質疑応答を含めるとそれだけで研修の半日を使ってしまい、後半は実務連絡や承認事項等で一日が終わってしまっていた。それはそれで有意義だったが、今回は仮説だが「強力なライバルが混載輸送の市場に参入」をテーマにディスカッション形式で研修が行われた。


メタル便には今まで大きなライバルは存在しなかった、むしろ大手路線会社が長尺物の混載サービスの中止により、メタル便は新規顧客を獲得してきた。ライバルがいないから切磋琢磨がない、進化しないサービスになっていたのもの否めない。それが仮想ライバルの存在により、メタル便として現状のサービスで本当に良いかの問い掛けである。大変盛り上がった充実した議論が交わされた。客観的に自分の姿を見る事ができると、スピード感をもって各拠点でスタッフが自主性をもってサービスを進化していのがメタル便の特徴でもある。


SDMでは毎年お揃いのスタッフジャンパーを作り、参加者が同じ服装で一体感を強めている。多くの拠点では参加した幹部社員のみならずドライバーの分も発注して同じユニフォームを全国できている。そのジャンバーは毎年デザインが見直され作成年度もデザイン化されプリントされる。背中の部分は特に重要で、今年は「CHALLENGERS」の文字を大きく入れた。現状の我々のサービスの甘んずるなとの想いを込めた。

[20.01.12]

[ 中国・四国 中部 九州 北陸 関東 関西 静岡 ] 紛糾した事前ミーティング

明日の金沢でのメタル便グループのスタート・ダッシュ・ミーティング(SDM)を前に、各拠点の社長らが名古屋に集まる。議題は新入会員の入会資格と明日のSDMのテーマについて。メタル便グループの入会基準に至っては、珍しく議論が分かれシビアな発言が飛び交った。

メタル便は物流会社の現有の物流機能で繋がっているのではなく、各企業の未来に対する志で繋がっている。ある一定条件を満たせば入会を認めるのか、未来に対する志を入会時に見抜くことは極めて難しい、それでもルール化していかなくはならない。共同出資の会社の必要性も議論された。オーナー経営の社長の集まりなので各自の意見も簡単には曲げない。私も久しぶりに声を荒げてしまった。それでも二次会の食事会になると和気あいあいの雰囲気にもどっていた。企業文化や視点か異なるから議論になる、それが有る意味メタル便の強みでもある。

[20.01.10]

[ 関東 ] 2019年を振り返って

2019年のメタル便関東を振り返った時、特記すべきは混載の全国発送が前年対比20%増加したことだ。売上を伸ばそうという意識は全社的には全くなく、私が年度初めに想定していた事業計画はスタッフには明らかにしてない。が結果はほぼ計画通りだった。どの部分が伸びたかは明確で、2019年にチャレンジした北海道(4月~)・北陸(8月~)・北東北(10月~)の定期便の3ルートが伸びている。一方で新規顧客の部分が上乗せされている。残念ながら既存顧客のご利用額は横ばい、秋からは減少傾向にあった。

今年チャレンジした3ルートは、メタル便関東の19年目のリスクを伴った大きなチャレンジだった。北海道便は、3月をもって不採算が理由で大手が撤退した後の挑戦だし、北陸3県は関東とは経済圏が異なるのでそんな多くの物流も期待できない、ましてや北東北(青森・秋田・岩手)に至っては関東から遠いのに広域であり人口密度も低い。でも結果は吉とでた。新規顧客へのセールス活動やアプローチは2019年は一切せず、お問合せのお客様だけに個々のお困りごとに対応してきた。理由は無造作にお客様にセールスしてもその時点で充分な対応ができないと悪い印象だけが残りそこで全てがストップしてしまい再開は難しいから。飲食で例えると、お客様の喜ばれるメニュー開発に集中した一年だった。


2020年、20周年を迎えるメタル便、スタッフはどんなシャンレンジをしてくれるだろうか楽しみだ。 (梶記)

[19.12.31]

[ 関東 ] 集配車両の2019年3台目の増車

浦安メタル便ではここ10年間で毎年2~3台ペースで増車してきている。今年は新人ドライバー用の2t車1台、6か月前に発注をかけた4t平車2台が12月の納車となり、2019年は合計3台の増車となった。それでもメタル便関東は新規顧客のご要望には対応しきれないで状況で、インターネットからのお問合せに対応して車を向けるのがやっとで防戦状態で一年が終わろうとしている。今回から荷台のデザインを一新した。メタル便静岡がデザインしたアオリのデザインで黒を基調としている。関西のメタル便も昨年位からこのデザインに切り替えており、浦安でもこの冬から採用することにした。荷台も運転者の要望を取り入れつつ年々進化させている。今回はスタンションのサイズを細くして車両重量を軽くして、積載を最大限に取ろうという作戦だ。

[19.12.11]