この数週間で大手の路線会社2社から、長尺モノ(長い物)・異形状の商品の混載(積み合せ)の関するお問い合わせをいただく。インターネットで混載をできる会社を探して、当社にたどりつかれたようだ。プロ中のプロから相談を受けると、なんだか嬉しい。全国に自車輌のネットワークをもっていても、実際混載で長尺や重量物を運ぶのは難しくなってきている状況が理解できる。
2年前のモノだが、いまだに事務所に掲示してある。
いまだに一部守られていない項目があるからだ。
ついついやってしまうのが、「さん」をつけない社名の呼び捨て。
浦安市は国庫から東日本大震災の復旧予算がついて、市のいたるところで道路の復旧工事が進められている。利用する車を止めることが出来ないので、1本の道路でも2回~3回に分け工事を進めている。新たに道路や歩道を作るよりはるかに手間がかかる。浦安市の道路工事は今年4月頃からスタートして12月頃まで続く。総予算は550億円の規模に上る。平時の浦安市の公共工事が年間17億円なのでその規模の大きさは相当なもの。工事中は市内至るところで渋滞で、路線バスも歩いた方がはるかに早い位だ。
当社も震災で倉庫の入り口が隆起しアスファルトを切断して土がむき出しになっていた部分を、この週末の3連休を使って工事することになった。震災の傷跡が少しづつ直されていく。
ガラガラの電車に乗ったら湿っぽくすっぱい匂い異臭がした。我慢できず隣の車輌に移ることにしたが、車輌内を歩いているうちに異臭の元が、8メータ位先に座っている体格の良い男性の汗であることが判った。汗をかいた後に着替えると匂いは残らないが、時間が経過すると相当なものになる。冗談っぽく語る数日前の知人の話を思い出した。普段トイレが近いのに、山に登ったら汗だくで全くトイレにいかなかったそうで、その人曰く「汗って、オシッコだったんだね」と。
ここ連日、この暑さの中バン出しが事務所スタッフ総出で続いている。6名位が26kgのカートン物の手作業でパレットに積み替えるが、コンテナの中は蒸し風呂状態だ。作業の後には、置場のあちこちに風になびくTシャツが見られる。
「後ほどオーダーをいただいても、手配できない可能性もありますので」
メタル便事務所内で、お問合せに対して最近よく耳にする言葉。
ホテルの予約だと満室と聞いた瞬間あきらめるが、運送の場合はお願いすれば気合いでどうにかなりそうな気持ちを持ってしまう。
荷動きが出てきて車輌が逼迫している。遅い時間帯のオーダーに対して100%お受けできない状況が連日出てきたようだ。チャーターと違ってメタル便の難しさは、混載ノウハウや効率的な配送ルートはドライバーの現場力にかかっており、忙しくなっても運行台数を簡単には増やせないことだ。路線バスなら増便は簡単だが、メタル便の場合は関東一円安心して運行できる一人前のドライバーになるには数年かかる。浦安鉄鋼団地の全ての鉄鋼品種を伝票を見て判断できるまようになるまでも、同様である。
緊急オーダーや遅くなってのオーダーを全てお受けしたいのは念願だが、なかなか難しいのが現状である。
「手配できない可能性も」の言葉を聞く度に胸が痛む。 カジ
浦安鉄鋼団地や一般道でメタル便のトラックを見かけると、つい激写してしまう。混載便だから尚更感じるのか、世の中のお役に立てていると思うと、嬉しくなってしまう。会社に戻ればあるのが当り前のトラックも、路上で出会うと何故だか凛々しい。もう何十年も運送の仕事に従事していても、その新鮮度は今だ褪せない。 カジ
2005年に浦安千鳥に拠点を移した当初、クレーン下のクロスドックスペースは3方向(東・南・西)は開放状態にしてスタートした。2年後になって強風時に風の道ができクレーン作業が危険なので、東面に壁を作った。今回はそれ以降の大掛かりな工事で、南面の半分に壁を作ることにした。昨年来より、貿易貨物のコンテナからのデバンニング作業が増え、デバンした当日には出荷していたが、お客様から保管の要望も多く、それに対応するために壁を作ることにした。夜はこの屋根下部分は平ボディトラックの車庫スペースとなっていたが、今後は保管荷物が置かれることになる。駐車スペースは少々窮屈になるが、それでも保有トラック台数に対しては十分な敷地だと思う。
メタル便のホームページを作成してくれたデザイナーの大須賀君の映像作品が、モントリオール世界映画祭 2013/8/22~9/2のFOCUS ON WORLD CINEMA ショートフィルム部門で「Rhizome」大須賀政裕監督作品として出品されることになりました。とっても栄誉あることです。
オメデトウございます。
12日積の明日配達のお問い合わせ少々
「お届け先がやっていれば・・・」のとのご案内に→「お休みのよう…」の折り返し電話。
オーダーは数えるほどしか・・・でも明日の配達先も本当にやっているか不安。
一応は確認しているものの ドライバーへは「不在+電話もつながらない場合はすぐ連絡して」と指示。
お盆前のお約束とも言える流れでした。