先週より、大阪メタル便の新ヤードの運営が開始された。全天候型なので雨天の作業も大幅に改善される。メタル便は平ボディ車が中心なので、翌日分を積み置いた後の、夜間でも安心して屋内で車を留置けるメリットも大きい。急増する貿易貨物ににも対応できる。
ここ数年でメタル便の取扱い量が飛躍的に増えて、従来の置き場では手狭になってきておりそれに対応するためだ。従来の場所から歩いて1分位の距離にあり二箇所に別れても不便は殆ど無い。 カジ
大阪の大栄の年一回のレベルアップ研修、メタル便の名古屋・浦安の幹部も参加して100名の規模で実施された。今年はメタル便が浦安・名古屋・大阪の3拠点体制になって10年目のアニバーサリー年で、メタル便の創業当時の話も梶と古賀よりさせてもらった。
朝9時~午後5時までスケジュール一杯に組まれており、それもあっと言う間に終わってしまった。午前中はロジスティックサポート&パートナーの中根さんの講演、その中でメタル便のビジネスがプラットホーム型であるとの説明をいただく。毎年参加者に支給されるTシャツ。今年はメタル便10年の歴史がデザインになっていた。
今年に入って、メタル便の大阪4台、東海が3台、浦安が1台、合計8台の増車。非常にハイペースだ。これもお客様にご支持いただいた賜物と感謝。今年からメタル便も統一カラーに成ったので、昨年より8台増えて4t平ボディが3拠点で走りまわっていると思うとワクワクしてくる。
え! 浦安はなぜ一台だけの増車なの。ご心配なく、徐々に増やしていきますので。浦安はこの30ヶ月年々同月比18~40%の伸び率なので、車も逼迫しておりますし。 カジ
写真→大阪に入った新車
釜山にいる間は2つのことを考えていた。なぜ国力のある日本が港湾においてこれほど遅れをとったのか。もう一つは、この現実を今のビジネスにどう活用していくかだ。
韓国の釜山と比較して日本が港湾において遅れをとったかは、韓国はもともと内需が少ないので、国策でアジアのコンテナ貨物の中継港を目指した。例えば自由貿易地域をタダ同然で海外との合弁会社に賃貸している。ある一定の条件を満たすと一平米の賃料が年間36円、信じられない価格である。日本は地方自治体の力が強く港湾の数は多いが、規模において一点集中させなかった。一旦中継港として認知されると、フィーダーネットワーク(国際海上コンテナ基幹航路)は広がり続け、日本には70・中国46・ロシア13・東南アジア72と利便性を増し続けている。日本に比べて二分の一の人件費も魅力で、これほど開発が進んでも、韓国第二の都市釜山の失業者は多いようだ。そしてコンテナが集まり始めると港湾設備やシステムに投資が可能になり、最先端の技術が可能になる。
写真上→ハンジンの最先端のコンテナヤード。この広さとこのコンテナの数は日本では見る事ができない。
写真下→背後地(FTZ)にある倉庫、直線で700mと巨大だ。この広さと安い人件費は魅力だ。
メタル便グループから5名参加して、釜山新港を見学する。渡航中は釜山港湾公社(BPA)のフルアテンドでNHKの取材班も終始同行した。
最大のメリットは最新鋭設備による大型船受け入れ・荷降し時間、そして安い物流加工コスト。なぜコンテナの乗せ換え(ハブ機能)が釜山に集中しているかというと、その航路の豊富さと便数の多さにある。 カジ
写真左より、古賀 辻井 吉田 東本 梶
〇〇様
いつもお世話になります。大栄/木村です。
電子ピアノを南三陸町へ送ろう計画は、無事に完了しました。お届けにあがったのは、6月1日(金)AM10:30頃です。
協力していただいた会社様は、
入出運送 山口部長様(名古屋~湖西~浦安)
メタル便 古賀部長様(浦安~南三陸町)
メタル便東海 一瀬様(大阪からの中継基地)
本当にありがとうございました。
写真を見まして、復興が遅れている現状に、申し訳なく歯がゆく感じました。
震災で被害にあわれた方々が、少しでも速く元の生活に戻れる事をお祈りします。
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お客様の善意からスタートした三陸への電子ピアノの輸送は、メタル便大阪を出発して物流会社4社のリレーで無事終了。 カジ
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古賀部長の言う
「0」か「100」しかない ダメな会社
「1」以上「99」未満が存在するメタル便
これは非常に重要なキーワードですね。
お客様から投げ掛けられる相談は、十社十色、千差万別。それがこちらが通常用意している仕組みと完璧に合致する確率は小口鋼材輸送ではかなり低い。
「エリア表に載ってないところなんだけど なんとかならない?」
「この時間に届けて欲しいんだけど・・」
「配送先でこんなことやって欲しいんだけど できる?」
それはもう様々な相談という名の要望、要求が来ます。出来ない(=0)と言ってしまえば それが一番「楽」。でも今回の売上はゼロ 次に繋がる可能性もゼロですね。
お客様の要望に あの手、この手で必死に対応する営業。その結果、うまく行った・行かなかったに拘らず お客様はその熱意と誠意を評価してくれます。それがまた次に繋がっていくのでしょう。
(吉田の古賀に対するメールより抜粋)
大栄の経営計画発表会。
新年度の経営方針が発表されると共に、昨年度の報告もされた。その中に昨年度メタル便で100件の新規のお客様との取引ができたそうで、驚異的な数字だ。その殆どが紹介によるものである。メタル便サービスが関西でも定着してきたことを実感した。加えて売上金額が10億円突破のうれしい報告もなされた。通常のチャーターの運送売上と異なり、800円からスタートする小口運賃だけに10億円は相当なボリュームがある。 カジ
idex!鈴木です。
今日は、第44期経営計画発表会にお招きいただき有難うございました。また、売上10億円突破記念パーティーで御馳走になり重ねて御礼申し上げます。
まずは、吉田社長の練り込んだ経営計画発表会は、一言で言えば”心”のこもった、いや”魂”のこもった、いや”執念”され感じさせられるものでありました。船に例えた目的の進め方は、単なる例えではなく、「よく聞いておけ、俺たちで必ずやり切るんだ」との強い、強烈な執念が響き渡ってきました。まさにトップリーダーに相応しい瞬間でありました。
労働集約型の運送会社は、人でしか稼ぐことが出来ないこの仕事が好きだ。売上が増えることは、共に働くことが出来る仲間が増える。こんな幸せなことはない。吉田さんは”人間好き”なんですね。仲間と関わることが大好き、仲間と汗をかくことが大好き。そんな吉田さんが大好きです。
最後の相談役の話は、刺さりましたね。志は、”士(武士・・・さむらい)の心”である。背筋を伸ばし相手の目を見る。刀を構えた時に相手の目を見る真剣勝負。
目をそらせた瞬間に相手の刀が降りかかって切られてしまう。その気迫と一本、ピッシっと筋の通った気迫なのである。
士(さむらい)の心とは、
・背筋を伸ばし(卑怯なまねをせず)
・臆することなく(正々堂々と)
・恥じることなく(自分に自信を持って)
※かっこは、独断で解釈しました。
であると学びました。いや~。いつもながら凄い親父さんですね。
今日は、実に学びの深い一日でありました。吉田さんの経営の姿勢は、大いなる学びです。来年も是非とも参加させてください。
後継ぎに新造船を作った時、何百キロ遠方から昇り旗を立て漁師仲間が集まると言う。この新車のお祝いは大栄のとっては初めての大型ウイング車ということもあり、浦安・東京・浜松・名古屋・福井・高松から20名の仲間がお祝いに駆けつける。運送業界も棄てたものでもない。メタル便関西のスタッフには内緒で新車のウイングを開けると、荷台のウイングに隠れていた仲間が踊り始めるという余興つきで、この画像はユーチューブにもアップされ後日納車のディーラーから「日本一の納車式」と言わしめた。実はこの企みは、吉田社長の親友である入出運送の鈴木社長による丸々3ヶ月かけたシナリオに基づいている。
デザインはプロデザイナーの宋倉さんにより、宋倉氏デザインのidex!号も浜松からお祝いにかけつけ、壮観なツーショット。宗倉氏曰く、右はヨーロッパテイスト、左はアメリカテイスト。ボディのDEXは大栄の貿易関係の輸送にたずさわる車輌である。 カジ
写真上→お祝いの特性ハッピを着て、車の周りに塩をまく。
昨日のカラオケがたたって、参加者少々疲れ気味。これもメタル便の恒例で宴会が盛り上がりすぎて2日目をシンドイモノにしてしまう。
今日のメインは、吉田塾(吉田社長の主催の勉強会)の新年バージョン。お客様の目から見たメタル便を切り口として、メタル便に対してお客様はどんな期待値をもって電話をかけてこられるかを具体的に分析した。3tでもチャーター料金より安くなることを求められている等、大変勉強になった。そして最後は今年一年をテーマに書初め。
築地場外にて二日間の慰労もかねてちょっと贅沢に、海鮮丼+ウニ増量+大盛り+味噌汁を食べて後解散。めちゃ美味しかった。大阪組は車でこれから7~8時間かけて帰宅となる。本当にご苦労様です。カジ