物流2024年問題ニュース

[ 物流2024年問題ニュース ] 三人称で語られるドライバーの不満

運転手の退社が続くと、親切な?運転手が配車係に会社に対する不満を教えてくれる。大抵の場合、三人称で語られ「このままだったら、半分のドライバーの退社するよ。皆が不満をもっているよ。」「安い手当、不平等な配車、就労時間・・・etc.」と、日頃の不満が並べられる。
こんな状況下、ドライバーが危機感を持ち親切に教えてくれると受け取るべきだろうが、私の性格がゆがんでいて、彼の個人的な不満だと理解する。運転手からの転職組にも「前の会社は〇〇手当がついていた、こんなに大変な仕事は無かった」と仲間に吹聴する。「だったら、さっさと会社を辞めて元の会社に再就職しろよ」と私は心の中でつぶやく。運転手の不満は感染しやすい。


運転手の定員が1割切ったら黄色信号、2割を切ったら赤信号。不満を先導する人が出てきたり、配車係に「こんな仕事やってられない」と愚痴を直接ぶつけてくる。定員割れは確かに運転手の仕事をハードにするが、大多数の運転手は態度を変容させることなく欠員をカバーしてくれる。でも一部扇動でも日常化すると確実に会社が荒み、ストレスの重さに配車係から辞職届けがでてくるケースも過去にあった。
解決策はひたすら運転手の募集活動をおこない、定員を確保すること。定員を確保してから、運転手の不満の中で、もっともだと思うことを一つ一つ改善していく。
ドライバーが高齢化している現在、信号を点滅させない努力は容易ではない。
どうする物流2024年問題。

[23.07.06]

[ 物流2024年問題ニュース ] 第二回「物流2024年問題勉強会」仙台開催決定!

第二回「物流2024年問題勉強会」仙台開催決定!
日時:
9月7日(木) 13時半~16時半
場所:
フォレスト仙台、第7会議室 仙台市青葉区柏木1-2-45
主催:
メタル便グループ 
三井住友海上火災保険株式会社
登壇者:
・国交省 東北運輸局 予定
・㈱メタル便 梶グループ代表
・三井住友海上火災保険㈱ 竹内部長
・㈱興和総合研究所 大和田社長

※先のご案内から日程が変更になっております。zoomは前回もご要望が多く現在検討中です。

詳細は追ってご連絡します。

[23.06.30]

[ 物流2024年問題ニュース ] 厚生労働省が物流2024年問題の動画作成

厚生労働省が物流2024年問題の動画作成。 一般消費者向けなので宅配の受け取りの協力を求めている。また2024年問題として建築も人手不足、現在でも深刻で小さな物件に人が集まらない。職人不足で建物が適度が来なければ良いが。

[23.06.29]

[ 物流2024年問題ニュース ] トラックGメン

荷主と元請けに対して標準的な運賃を指導・監視するために設置される「トラックGメン」(仮称)。 6月2日に発表された政策パッケージに登場したキーワード。など凶悪犯罪をイメージする。 厳しいニュアンスがあるが、ガバメント・男の略らしい。トラックGメンの対象が、荷主や元請けなのが物流2024年問題の深刻さを感じる。本来、働らき方改革が遵守されているか、運送事業者が対象になると思うのだか。お上の力を借りないと、健全な経営が維持できない業界と言う事か。「先生、〇〇君がいじめるんだけど」

[23.06.23]

[ 物流2024年問題ニュース ] 原油価格の推移とトラック事業者の営業利益

軽油価格の一時にトラック業界の業績を時系列で並べた。湖畔に映り込む山のシルエット。荷主に全く金利交渉が出来なかった業界。幸せは無い。運転手/運送会社/荷主/消費者、共にあるべき関係性を見据える「2024年は問題ではなく好機」コレが私の基本的なスタンス。

[23.06.22]