要望が高かった東北方面の小口混載便が、8月10日(月)からいよいよトライアル運行としてスタートする。当座は週一回の配送で宮城県を手始めとして、配送エリアも徐々に広げていき、発送便数もふやしていく予定だ。長さは6メーターまで、板物は4’×8’サイズまで対応。詳細の料金はこのサイトの「ネットワーク」に記載されております。
四半期の決算も重なり9月末に急に車が逼迫する様になった。特に平ボディ車が大幅に不足している。一説によると、震災による被害があった東北方面へ平ボディ車が向けられて、全国的に不足しているとも言われている。
こんな時は、お客様に大変なご迷惑をおかけする。自社車両は既に満杯でそれ以上の物量は外注車両でまかなうが、それでも不足して、兎に角平ボディ車を探す状態が2~3日続く。そんな中に又、新たなオーダーの問い合わせをいただくと、返事もついついそっけなくなってしまう。そんな忙しさも数日だけなのだが。 カジ
トップガンの命名の由来は、映画からきている。全米各地から精鋭が集まって技を磨き、それを各基地に持ち帰ってレベルアップしていく。そんな想いが込められている。今回は大阪がホスト役になって、研修が進められてる。メタル便グループとして毎日電話でやり取りしていても、面識の無いスタッフが多いのでこの交わりは貴重である。
仕事が仲間を作るのではなく、仲間が先にあって後から仕事が生まれてくるのだと思う。
新しいサービスがスタートする。
従来は、1車の積載が70~80%だと満車として走らせていたが、その空いた部分を何とかコスト削減の要因がないかと検討した結果の新サービスだ。
大阪のメタル便が数年前にある方の紹介でマリンエンジンを運んだ事がある。お客様はマリンエンジンということもあって配達は1車チャーターが当然と思われていたが、配送条件の中で安くなる方法をお客様に提案したかった吉田社長は、無理やりに「商品を詰めて乗せたら、後ろに隙間があきませんか、1mでもいいんです」「それなら他の商品が詰めますので」1車料金で当たり前と思われていたお客様を口説き落として割引を納得させた。値下げするには運送会社としても根拠が欲しいのである。
今回はそんな我々の気持を、広くお客様に便利に使ってもらうためにサービス化したものである。メタル便には幸い関東・東海・関西でも共通しているのは、1mの隙間でも混載できる荷物をふんだんにある、だからそれが出来るのである。 カジ
チャーターをお札とすると、混載便は小銭のようなもの。 例えば42㌧運ぼうとすると、10t車5台ではなく、10t車4台と混載便で2㌧の手配が安くつく。10t車分がお札、2㌧が小銭に相当する。
小口混載サービスを提供して一社で月の利用額が100万円を超えるお客様は相当物量がある会社で、たぶんその会社のチャーター便の支払い運賃はその10倍以上はあるのではないかと思う。だから、小口混載の荷物を大量に扱っていても売り上げはそれほど伸びない。お金は小銭を大切にするとチリも積もれば・・・で大きなお金が溜まってくる。たぶん運賃も同様だと思う。小口を慎重にコストを掛けないで上手に運ぶと、予想外に物流費は安くなるものだ。
タクシーに乗り、降りる時の料金が840円だったら、私は「お釣を100円ください」と言う。その余分に払った60円に、近くて申し訳けありませんでしたの言葉の代わりに。でも100円のお釣はやはりほしい。缶コーヒーは一本買えるから。60円や100円の話なら平和だが、毎日使う専属便となると桁が違ってくる。毎日34000円でピッタリの金額で、仕事が薄い日は「お釣はいらない。とっておいて」を行っている。
メタル便が経済誌の特集で取材を受けたことがある。メタル便だけの一方的な取材では、信ぴょう性や信頼性に欠ける可能性があるので取引先に側面取材をされた。そのお客様のインタビューには記事が出来上がって読んで見たら、我々がびっくりした。メタル便がそのお客様に請求する以上の金額が、メタル便を活用することによって削減できたそうだ。その年間の削減の金額が千万円単位だったので、我々が驚いた。いかに小銭(小口)と大切にするかので、お金がたまっていくかがよく理解できた。
ちなみに私は道でよく小銭を拾う。ニッケルの1円でも何だかうれしい。泥がついたり、曲がったり、傷がついていたりしても、迷わす拾う。50円コインを拾ったならその瞬間、人生最高の至福の時と思うぐらい嬉しい。でも大きなお金は溜まっていない。 カジ