今回開発した新型の20F無蓋コンテナは様々な「独自性」を持ったものに仕上がる。
これからも「差別化戦略」を推進していきます。
このコンテナの最大の特徴は上部にフタがなく、三方向のアオリが開くので6mまでの品物も積載可能に。
二段積みも可能に!従来の既成概念を打ち破る様々な御提案が出来そうです!
古賀よりネットでメタル便のコンテナが、一部の人で話題になっていると聞く。検証する為グーグルで「メタル便」と画像検索すると、上位にメタル便JR専用コンテナの写真がずらっと並ぶ。特記すべきは、メタル便のロゴの入った白いコンテナの写真はメタル便ホームページ出典のものではなく、他のサイトでアップされたものである。
現在は関東(浦安)⇔北海道(苫小牧)間と、関東(浦安)⇔関西(大阪)間を混載で運行している。今はメタル便のJRコンテナはレアモノだが、日本中に数を増やしてメジャーになりたいものだ。
東京駅周辺で、メタル便グループのモーダルシフト化への最近の進捗ついて、大阪の吉田氏、北海道の吉谷氏と古賀と梶で4名でミーティング。JRコンテナによる輸送が東京⇔北海道間に加えて、今月から大阪⇔東京間も先ずは大阪土曜日発の東京月曜日着の便からスタートさせる。輸送コスト面からすると、JR貨物のコンテナ輸送が従来の輸送手段に比べて必ずしも安くはないが、今後より深刻となる環境問題や運転手不足を考えるとメタル便グループとしは最優先に取り組むべき事項と判断している。長距離輸送での混載は安定したサービスとしてはどの運送会社も提供していない。乗り越えていかなかればならない問題も多いが、我々はその長距離の混載サービスをJRコンテナをメインとして活用しようと計画しており国土交通省からの期待も大きいと聞く。
モーダルシフト(海上輸送)を利用する時「対岸」との信頼関係が重要だと聞いた。
シヤーシに荷物を積込んだあとは海上を経て、対岸の別のトラックがシャーシを引っ張るので積んだ商品は別のドライバーが荷下ろしを行う。だからワンマンで完結する積み込みに比べてより慎重になる。荷崩れを防ぐ為に捕縛も十分に、水濡れを防ぐために3枚のシートをかけるいる。それでも長い道中で物損が起きることがある。その時はその物損処理も積込んだ会社と、降ろした会社の信頼関係で解決していくそうだ。鉄道輸送も同様で、積み込みと降しが異なるので互いの信頼おける仕事が必要になってくる。
7月1日から東京~苫小牧間、コンテナによるJR貨物輸送を定期便としてスタートする。もちろんメタル便なので混載(積み合わせ)である。長尺物はコンテナ内寸いっぱいのギリギリ6メーターまで対応できる。私設コンテナなので、メタル便のマークがコンテナに書かれている。何故か誇らしい。一年間かけて企画してきたメタル便のモーダルシフトがいよいよスタートする。
ちなみに今回スタートしたJR貨物企画コンテナの12フィート 20フィート 30フィートとある種類の中で、20フィートのJRコンテナ
・内寸 長さ6070mm 幅2328mm 高さ2178mm
・有蓋コンテナで側面がカンノン開き
・積載10.4t=総重量13.5t-自重3.1t
・コキ100系貨車限定
勿論トラック輸送と同様で、お客様へはドアツードアの輸送、東京~北海道間、小口長尺物の混載便で100kg ¥6000~