2019年のメタル便関東を振り返った時、特記すべきは混載の全国発送が前年対比20%増加したことだ。売上を伸ばそうという意識は全社的には全くなく、私が年度初めに想定していた事業計画はスタッフには明らかにしてない。が結果はほぼ計画通りだった。どの部分が伸びたかは明確で、2019年にチャレンジした北海道(4月~)・北陸(8月~)・北東北(10月~)の定期便の3ルートが伸びている。一方で新規顧客の部分が上乗せされている。残念ながら既存顧客のご利用額は横ばい、秋からは減少傾向にあった。
今年チャレンジした3ルートは、メタル便関東の19年目のリスクを伴った大きなチャレンジだった。北海道便は、3月をもって不採算が理由で大手が撤退した後の挑戦だし、北陸3県は関東とは経済圏が異なるのでそんな多くの物流も期待できない、ましてや北東北(青森・秋田・岩手)に至っては関東から遠いのに広域であり人口密度も低い。でも結果は吉とでた。新規顧客へのセールス活動やアプローチは2019年は一切せず、お問合せのお客様だけに個々のお困りごとに対応してきた。理由は無造作にお客様にセールスしてもその時点で充分な対応ができないと悪い印象だけが残りそこで全てがストップしてしまい再開は難しいから。飲食で例えると、お客様の喜ばれるメニュー開発に集中した一年だった。
2020年、20周年を迎えるメタル便、スタッフはどんなシャンレンジをしてくれるだろうか楽しみだ。 (梶記)
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浦安メタル便ではここ10年間で毎年2~3台ペースで増車してきている。今年は新人ドライバー用の2t車1台、6か月前に発注をかけた4t平車2台が12月の納車となり、2019年は合計3台の増車となった。それでもメタル便関東は新規顧客のご要望には対応しきれないで状況で、インターネットからのお問合せに対応して車を向けるのがやっとで防戦状態で一年が終わろうとしている。今回から荷台のデザインを一新した。メタル便静岡がデザインしたアオリのデザインで黒を基調としている。関西のメタル便も昨年位からこのデザインに切り替えており、浦安でもこの冬から採用することにした。荷台も運転者の要望を取り入れつつ年々進化させている。今回はスタンションのサイズを細くして車両重量を軽くして、積載を最大限に取ろうという作戦だ。