数か月前に大手商社系の物流会社より長尺物輸送に関してコンタクト、説明にいったが料金が折り合わずで商談は成立しなかった。それが今月連絡があり、メタル便の料金が他社に比べて割安なので再度前向きに検討したいと言ってきた。大手物流会社が長尺物の混載から次々と撤退する中、最後の砦となっていたNグループも今年9月をもって2.3m以上は全く運ばなくなる。我々も2~3年前は長さ4m以下ならメタル便を使わず他社を案内してきたが、今年になって長尺物の基準は2.3m以上となり、我々の長物に対する概念も変化してきた。写真のメモが示すとおり、大手の相次ぐ撤退で、メタル便の価値が今まで以上に高まってきた。そんな中メタル便もただ現状を傍観しているだけでなく、更に料金も下げるため増便や新たな幹線輸送にチャレンジしている。
うっとうしい梅雨も今日明日には開けるかもしれない。シートを乾かす運転手、梅雨明け後、次は暑さがまっている。
2019年10月の関東⇔静岡の料金表改定に向け、現在見直中。
メタル便静岡とメタル便関東の共同作業で何回も打合せを重ねて新料金を作り上げていく。7月中旬になって大まかな料金が見えてきた。10月からメタル便静岡が週2便定期便として8t車を関東⇔静岡を運行させ、従来の関東発→関西経由→静岡に比べ大幅にコストダウンが計れる。最大で58%のコストダウンが可能となる。
でも実は料金表作成は、予想以上に手間がかかる。メタル便の様に全国の市町村が入った料金表はメタル便以外に見たことがない。試行錯誤を繰り返してきた料金表は、メタル便19年の知恵の結集。配達エリア一つとっても、人口減少で盛んにおこなわれる市町村合併、住居表示が変わる一方で、静岡市や浜松市の様に広域になると市単位以下の地名が必要で料金を変えたり、配達できないエリアもでてくる。最低重量は何kgからスタートさせ、何段階に刻んでいくか。関東発豊橋届なら名古屋経由と静岡経由もあるのでこれらのバランスをとる必要もある。メタル便関東もメタル便静岡も、新しい運行開始に合わせ前倒しで増車中である
2019年10月の関東⇔静岡の料金表改定に向け、現在見直中。
メタル便静岡とメタル便関東の共同作業で何回も打合せを重ねて新料金を作り上げていく。7月中旬になって大まかな料金が見えてきた。10月からメタル便静岡が週2便定期便として8t車を関東⇔静岡を運行させ、従来の関東発→関西経由→静岡に比べ大幅にコストダウンが計れる。最大で58%のコストダウンが可能となる。
でも実は料金表作成は、予想以上に手間がかかる。メタル便の様に全国の市町村が入った料金表はメタル便以外に見たことがない。試行錯誤を繰り返してきた料金表は、メタル便19年の知恵の結集。配達エリア一つとっても、人口減少で盛んにおこなわれる市町村合併、住居表示が変わる一方で、静岡市や浜松市の様に広域になると市単位以下の地名が必要で料金を変えたり、配達できないエリアもでてくる。最低重量は何kgからスタートさせ、何段階に刻んでいくか。関東発豊橋届なら名古屋経由と静岡経由もあるのでこれらのバランスをとる必要もある。メタル便関東もメタル便静岡も、新しい運行開始に合わせ前倒しで増車中である。
メタル便関西に。
共栄システムを交えてのシステム会議、ホームページリニューアル後のお問合せに対する営業フローの検証、関空運輸から家具共同配送のレクチャー、2019年版のパンフレットのデザイン打合せ等、2日間の集中ミーティング。メタル便は新規営業を一切しておらず、ネットや紹介によりお問合せを頂いたお客様に対する説明や具体的なオーダー手配のやり取りを営業と表現している。
その一日、メタル便関西の納車式に立ち会わせてもらう。
今回は2t車4台の納車で、思い切った増車。
恒例の特注のハッピを着て納車式に参加させてもらう。
メタル便関西(大栄)の吉田社長より、4台の増車の2つ意図の説明を受ける
一つ目は、メタル便の主力車種は4t車で2t車は積載重量や荷台スペースが少ない分、制約も受け採算性も落ちる。でも、狭いところへの納品等、あえてお客様の利便性を最優先にした。二つ目は、新人運転者への配慮である。2t車なら運送未経験者でも運転はできるサイズである。
メタル便の原点に触れた話に、襟を正される思いで吉田社長の話を聞いた。メタル便の20年はお金を追いかけてきたのではなく、お客様の利便性を最優先にしてきたからだ。(関東/梶記)