関西メタル便の吉田社長が関東との共同商談のため東京へ。前泊し事前打合せを兼ねた夕食。営業の古賀も加わり3名で最近のメタル便の状況を語り合う。吉田氏はメタル便東海の社長も兼務しており、今回は携帯プロジェクター持参で混載オーダーの関西・中部の配送エリア別を円グラフにしてきた。そのグラフをたたき台に、あれこれ地域性分析しながら営業方針を模索する。
関西は全国への長距離出荷の比率が高く、対照的に中部は地場の発送が大半を占める。地域性がある。メタル便ではピッチャーとキャッチャーと表現しているが、東京から大阪に荷物が運ばれた時は、東京がピッチャーで大阪がキャッチャーになる。大企業が多いエリアはキャッチャーになるケースが多く、メタル便の対象となる半製品や素材はその傾向が強い。中部圏は自動車メーカーをはじめとする工業系大企業が多いのでその関連企業が中部圏に集まり自己完結型になる。輸入品は東京港や大阪港に多く入るので、他地区に比べピッチャーになるケースが多い。梶記