本日、メタル便関西滋賀支店の現場上屋の建築工事が始まりました。
<以下はメタル便静岡の鈴木社長のメールより抜粋>
吉田社長は、「背水の陣」と言う。滋賀支店の増田支店長、支えるスタッフ増田さん、ドライバーさん。背水の陣で臨んだ吉田社長に増田支店長の必死の燃える炎を捉えました。運送会社が倉庫を建設するということは、並々ならぬ覚悟がいるんです。まして、荷物が保証されない中での先行投資は、まさに背水の陣です。
福岡ー岡山ー大阪ー北陸ー新潟ー滋賀ー名古屋ー静岡ー千葉ー北海道と次々と整備される交通網。小さな力の結集で大手に挑むメタル魂に「エイエイオー!」と雄叫びなんです。滋賀支店の門をくぐったとき、「ふっと!」感じたことがあるんです。「いい感じだなぁ!」、それは拡大を予感させる波動を感じたんです。根拠はありませんが、人間の直観ってなんとなく信じたいんです。次回訪問する時には、倉庫が満タンで手狭なんですという、喜びの悲鳴が聞こえてるでしょうね。
メタル便のメーリングリストで話題になっているのが、7月下旬から全国規模の宅配業者A社の全国規模の一斉値上げである。A社からの長尺物について値上げの話が方々からメールで聞こえてきた。そればかりか、A社のある支店から長尺物の輸送にメタル便に直接相談もあった。今までA社を利用していた顧客がA社の値上げに困って、A社を通じて解決策を求めてメタル便にたどり着いた訳である。
路線会社や宅配業者の値上げの動きは、飛行機運賃に例えると理解しやすい。飛行機にはファースト・ビジネスとエコノミーとあるが、同じ容積で収益性を高めるにはファーストやビジネスの顧客が多くする必要があるがその人数が集まらないからエコノミーで席をうめていく。しかもエコノミーも正規料金では埋らず、びっくりするほど安値で販売する。空席で運行するより安くても満席にした方がましだから。路線会社が長尺物を扱う時、エコノミー席のしかもディスカウント販売に似ている。トラックに空きスペースがあり、収益性や効率が悪い長尺物は本来扱いたくなかったが・・・。ネット通販の拡大により正規料金でトラックの荷台が満車になる様になった今日、ディスカウント販売を中止することにした。ディスカウントのエコノミー席だけで飛行機を飛ばしても採算が合わないのは容易に理解できる。関取小錦に(座れるかどうかは別として)にエコノミークラスの料金販売する様なものかも知れない。