新専属契約の新聞掲載以降、多くのお問合せをいただき、・・・
・浦安のメタル便では20社以上訪問させていただいている。
・新専属契約に切り替えた場合の物流費削減額を算出するために、既に数社の運行状況のデータ分析をスタートしている。
・お客様の販売状況が著しく変化しているので分析は12月・1月の実績では既に無意味。その日の輸送実績を報告してもらい、直近データ-を蓄積していく。2週間は最低必要になってくる。
・新専属契約への切替を、外科手術に例えるとデータ-分析は手術前の検査に似ている。患部が何処か特定し、体のあらゆる特性も検査しチェックしていく。手術の必要性・リスクを判断し、手術の日時と手術方針を決定する。
進捗は、従来はメタル便がお客様の背中を後押しする状態で進めてきたが、2月になっての顕著な傾向として、改革へのアクセルはお客様が踏み込んでいる。計画も毎倒しで、検討・実施されている。 カジ
吉田氏と名古屋で会い、メタル便グループの近況やお客様の動向について情報交換をする。
状況は凄まじい。
サーフィンに例えると、我々はサーフィン(共同配送)の普及に勤めてきた。サーフィンをしたことがない人には、サーフィンの面白さは理解できない。新しいスポーツは認知されるまで、時間がかかる。でも昨年の11月以降大きな波が発生し始め(物量の落込み)我々には追い風が吹いてきた。サーフィンという、スポーツに関心が高まってきた。でも、それにも増して今の物量の落込みは激しい。何年に一度のビッグウェーブと思い勢い良くサーフボードをもって海に飛び込んだが、実はとんでもない規模の大津波だった。スポーツ何処ではない、命がけのサバイバル活動になってきた。
メタル便には色々なプランが用意されている。一応に説明を聞いてもらうと
「メタル便は、確かに安いな。でも、使いたが、現状では車があまっているので」と多くのお客様の声のを聞く。この1月・2月はいちじるしく専属便が遊んでいる状態だからだ。
その言葉を聞いて、我々は不思議に感じる。
お腹が一杯でも毎日上等なステーキを注文して食べ残し、その代金はお客様が当然支払う。「今までお客様がずーっとステーキを注文してきたので、既に一年分仕入れております。今後も注文していただかないと困ります。」 本当は、牛丼も食べたいし、ハンバーガーも安いて美味しい。食べたい時に食べたいものを、その時の財布に適した予算で食べたいのにな。
高級ステーキなら数千円の話、物流費となると高額でジョークでは済まない問題なのにな・・・。 カジ
長野県のタクシー会社、MKタクシーに経営の多くを学び、経営理念は「お客様が先、利益は後」と明確。
同社のサービスの一つに、長野県からの成田・羽田・中部国際への各空港への送迎サービスがある。ジャンボタクシーを使い自宅⇔空港を送迎する。1999年に成田へ、2000年に名古屋・羽田線の開始。利用されるお客様は便利だが、長野県は広域でピックアップも大変で、且つ、出発便や到着便にあわすので運行にも相当台数が必要になる。独自のサービスは、開始当初から地元で注目され話題になったが、利用者1人でも運行する情景は、「いつまで続けられるか」と周りから冷ややかにもみられていた。利用客が増えると、ライバルも登場し始める。商売は難しい。
「継続は力なり」今では、長野県民にとって、大変便利な交通手段となっている。
中央タクシーのタクシーの利用は、駅での客待ちではなく電話からの予約が圧倒的に多いそうだ。差別化された空港送迎のDoor to Doorのサービス、中央タクシーの電話番号が各家庭の電話帳、個人の携帯電話に記録された時から、より身近なタクシー会社になっていく。そして実際に利用した時の接客の良さは「同じ乗るなら中央タクシー」となっていく。
中央タクシー経営者に近い人から、徹底度についてあるエピソードを聞いたが、ココでは紹介出来ないのが残念だ。メタル便も似ている部分がある。鋼材の小口配送だけでなく、一車単位のチャーター便や長距離も頻繁に注文をいただくようになった。加えて、何かお客様に変化があった時には相談してもらえる関係も有り難いことだ。
ホームページを期間限定でリニューアルする、そのための撮影を千葉市のかっぺ社にて行なう。撮影というのも、動画を数本取り込みUチューブで発信する為だ。
タイトルは「聖域なき物流コスト削減プロジェクト」
1月9日付けの鉄鋼新聞に、メタル便の新サービス「新専属契約」についてご紹介いただきました。
新専属契約に関するお問合せは次の通り。
■関東地区⇒メタル便(写真上段)
℡047-382-2401 古賀
■中部地区⇒メタル便東海(写真中段)
℡052-389-2401 細川
■関西地区⇒メタル便関西(写真下段)
℡06-6460-4888 辻井・木 村
メタル便には
・小口配送のメタル便
・MIXチャーター便
・浦安⇔名古屋⇔大阪間の小口便
=ニューメタルライン
・長距離(帰便)の一車貸切便
・新専属契約便
などのラインナップがあるが、実はここに上げてないサービスが幾つかある。
上に掲げたサービスは料金体系がしっかりしているが、実施はお客様からのお問合せで運行している輸送も意外と多い。我々はそれを普通に提供しているがその一つ一つは実はお客様にとっては新鮮で魅力的なものも結構ある。その部分を上手に説明できなし我々には、何とも言えないストレスがある。 カジ
右肩上がりのGDP優先の世界経済、多くの会社が利益をいかに多く生みだすかを挑戦してきた。利益が上がれば、ゲームの勝者。その過程や内容は余りこだわらない。物流も多少非効率があっても、収益が確保されていれば見直す必要も無かった。
メタル便は客観的に見てみると、今日まで利益よりいかに物流の無駄を省くかのゲームをしてきた。でもこのゲーム、メタル便はいつままで経っても勝者になれない。なぜなら、メタル便を利用していただくお客様の無駄が無くなり、お客様が勝者となる。メタル便は、専属トレーナーといったポジションかもしれない