大手町で東京倉庫協会主催の3PLセミナーを聴く。物流会社F社の事例。日本に進出する外資系企業と取組む場合、情報キャッチからコンペ迄12ヶ月、立上げ迄6ヶ月、あらゆる角度から分析し見積書が出来上がる迄数百万円の費用がかかる。いざ契約し運営がスタートしても一年間以上赤字の時もある。外資との契約は3年が一般的で、3年間に黒字化させないと次回の更新時には物流会社から降りる時も有ると言う。3年で改善を重ねやっと黒字化させても契約更新で更なる値下げコンペが待っている。スタート時、特に重要なことは「離婚の条件を決めておくこと」と力説していた。厳しい業界である。
浦安メタル便の事務所で、昨日に続き新鋼流会の第二部ミーティング。浜松から渡辺氏・大阪から吉田氏を交えて長距離のMIXチャーターの運行プランと料金の検討。直近の来週、数社のお客様へのどのような提案をするかも重要なテーマとなる。遅い昼食後、解散。渡辺氏と吉田氏とは夜8時半まで話が続いた。
写真→土曜日で配達はないが積込みにきて、時間の合間に道を教えあう運転手
小池さんの進行もと、「100年後のメタル便を考える」ミーティングを新鋼流会とゲストを含めおこなう。いつも目先のことに捕らわれがちな我々、100年スパンで考え、何が残り、どう変化する。トラックは? 鉄鋼製品は? 鉄鋼の流通は? 後半はメタル便のコンセプト確認とクロスドッグの話が中心となる。再認識したメタル便のコンセプトは、「中立」と「機密保持」。夕方、小池さんの「マーケティングはアートだ」の講演会にスタッフ数名と参加する。
メタル便のリンクと、MIXチャーターのホームページの打合わせをKappe社とおこなう。紙の会社案内をHPにしたようなサイトではなく、メタル便・新鋼流会のサービスを中心にした、インターネットの利点を充分に取入れた動きのある・立体的なサイトになりそうで楽しみだ。 カジ
月より放置駐車違反の取締りが民間に委託される。メタル便は直接的にはあまり影響がないが、路線便や宅配便への影響は大きい。総合トラックでは、都心部での集荷等で一部影響がある運行がある。取引のある路線各社に6月以降の対応を聞いてみる。集配エリアに駐車場を確保するとの対応が大勢の様だ。路線会社にとってはコスト増の要因になる。ただこのコストアップに対して、6月以降路線各社が運賃にどのように影響させるかが興味深い。推察されることは、扱量の多い大手の会社は何とか切り抜けられるが、中堅の路線会社には1荷物当りの負担が大きく、価格競争においてより格差が広がってくる。
路線会社はここ数年生き残りをかけ、お客様や商品を選別してきた。トラック一台当りの運賃を上げる為、大きな荷物は断り、書簡をはじめとする軽量荷物にシフトしてきた。以前は運んでいた4mの長尺物(長い物)や1トン以上の重量物は、価格を極端に高くするか断ることを選択した。路線会社の大手も中堅もその方向に右に習いをした。「全国規模で配達する路線会社は3社~4社に整理淘汰される」と大栄の吉田氏は予ねてより力説していた。私自身も路地路地に駐車する各社のトラックは数社で充分だと思っていた。現状は対面1車線の路地ではスキースラロームの様に駐車トラックを避けながら走っていかなければならない。 今回の道路交通法の改正はより淘汰を加速させていく。路線中堅企業の戦略も大きな見直しが今後あるかもしれない。ひょっとして今まで断っていた長尺物も運ばせて欲しいと言ってくるかもしれない。 カジ
メタル便のリンクと、MIXチャーターのホームページの打合わせをKappe社とおこなう。紙の会社案内をHPにしたようなサイトではなく、メタル便・新鋼流会のサービスを中心にした、インターネットの利点を充分に取入れた動きのある・立体的なサイトになりそうで楽しみだ。 カジ
メタル便関西の取引先に、関東から関西向けの輸送の件で浦安メタル便としてご説明にお伺いする。メタル便も3拠点あるが、このようなメタル便間の連携は十分と言いえない部分がある。今日お伺いしたお客様は、関東でもそんなこともできるのと喜んでられ、ある意味、普段の我々の説明不足を痛感する。3拠点を上手に連携させると、色々なサービスが展開できる。大阪を4時ごろ移動し、名古屋駅付近で東海の古賀君と待ち合わせ、近況を報告しあう。
大栄の吉田氏とアトランスの渡辺氏と関西で一泊二日の集中合宿。改まった場所ではなく、美味しい物を食べながら、車で移動しながらのミーティング。ここ一ヶ月の近況・メタル便の今後、サービスの考え方・ビジネスモデル等々広範囲に及ぶ。午前10時半に集合、午前0時30分まで、一日目で14時間ほぼ話っぱなし。その間の出来事も、共通認識としてインプットされ、共通の価値観が育っていくことも有難い。
メタル便の午後、久しぶりに笠原嬢が顔をだしてくれる。その後中島社長が、大道運輸の高橋さんも来社され、賑やかに。でも折角いらしていただいているのに、スタッフは電話応対と集荷に追われ、ゆっくり話ができない。高橋さんには電話番をお願いする始末。4年前は電話が鳴らず、郵便物さえこなかったことを思い出すと、お電話や来客は有難い。