安全輸送をする上で道具というのは大変重要である。
道具にも荷締めに使うレバーブロック(ガッチャ)やワイヤーといろいろありますが、今回はどちらかというと脇役かもしれませんが台木と当てゴムです。
ただの木とゴムなわけですがこれが買うと結構いい値段がするのです。
そこで東海では木は輸入コンテナなどに入ってくるアピトンと呼ばれるひじょうに硬い木を協力会社より無料でわけてもらい、ワイヤーなどで荷物に傷を付けない為のゴムは私が営業途中でみつけたタイヤ工場から廃品をコーヒー1本で大量にわけていただいた物を利用しています。
地方によって名前の変わる木です。台木、万棒、リン木とさまざまです。ドリルで穴を開け鉄の棒を差し込むことにより荷締めの箇所が減り、混載便には重宝な木へと生まれ変わります。これらの道具は手を加えることにより、さらに用途や利便性が増すのです。
買ってしまえば済むことですが経費節約と使いやすい道具のためなら多少に時間を割いて作ることもやぶさかではないでしょう。
朝の街路樹下の歩道を掃除し、考えた。 雨の日は、落葉がピタッと歩道にこびリつき、なかなか塵取りの中に入ってくれない。一枚一枚落ち葉を手で掴んだ方が早いぐらい。でも晴れた日は状況が一転し快適、同じ労力で10倍ぐらい生産性が上がり、加えて気持ちが良い。試合や経営でも守りと攻めのバランスがよく議論される。新鋼流会でもよく話題になる。今回身をもって感じたことは、守りと攻めには時の勢いがあるのではないかと。雨日、茶色の葉っぱ特に手ごわく、地面にしっかりグリップ。晴れ日、秋風が落葉を一ヶ所に集めてくれる。カサッという音も心地よい。晴れた日の落葉掃除は「攻め」、雨の日の落葉掃除は「守り」かも。そして、肝心なのは、飽きずに雨の日も晴れの日も「続ける」こと。 今のメタル便は「守り」? それとも「攻め」? カジ
会社から直接飲みにいった翌日は車がないのでバスを利用。朝6時09分のバス停、見慣れた40歳位の営業マン風の人とバスに。この人がバスに乗込む時の挨拶が素晴らしい。よく響く大きな声で、スパッと「おはようございます」。朝のこの時間でこのテンション・この気合はすごい、ここまで来ると正に芸術的。続く私は、もそもそっと「おはようござ・・・」出した声が中途半端で尻切れ、惨め。同じバスに乗りながら「この人の仕事への信念はすごいのだろうな」「きっと、こんな人が成功を手にするのだろうな」とか色々考える。 昨日のメタル便のミーティングでは、最近積み込み終了時間が遅くなっており11時を回ることもある。原因は、オーダー量に圧迫され集荷の遅れや翌日配車の出来上がり時間のずれ込みにあるようだ。 カジ
浦安メタル便は毎週月曜日、昼食しながらミーティング。各自の優先順位と、チームとしての優先順位が異なると気が付いたので始めた。情報や全体像を共有していない、各自のベストを尽くしても全体のベストにはならない。映画「タイタニック」を見た小宮さんは「船のスタッフはそれぞれ初航海でベストを尽くした。レストランのスタッフは最高の料理、機関手は船低で一生懸命働き・・・でも結果は」と感想を述べる。 輸送も一緒。1社にとしてベストと考えられた輸送も、複数社の情報共有や量による合理化には勝てない。 カジ
写真→トラック荷台を上から見たイメージ。左の荷台には赤い商品は3しか積めず4つ目は無理、これがベスト。でも緑の商品があるとまだまだ積める。これが共同配送の面白さ。
廉宗淳(ヨム・ジョンスン)さんのインターネットについての講演を聞く。2年前に彼の主催するツアー参加しそれが縁でソフト作成もお願いしたことがある。韓国と日本に法人(www.e-corporation.co.jp)をもち、最近は聖路加病院や佐賀県自治体のITコンサルなど活躍は幅広い。日韓ITビジネスの橋渡し、その活動はNHKにも紹介された。印象的だった話は、韓国はITを活用し、どんどん生活が変化し確実に便利になっていること。インターネットで病院のカルテルが見れ、政府の証明書発行も自宅で発行でき、学校もどんどん授業に取り入れている。大学生は、通学の電車の中で液晶TVを使い教授が授業し単位になる。クレジットカードで電車やバスも乗れる。日韓政府のホームページを開くと、APEC会議を韓国は動画で中継し、日本は結果を文字で掲示している。日本は現状をITに置き換えようとするが、韓国はITを使ってどんなことができるか、どう便利になるか、どう無駄を省くかに熱心。でも皮肉にもこれらの技術のほとんどは日本が開発したもの。
日本が大好きで二人の子供を日本の小学校に通わせるヨムさんは、日韓を的確に比較していく。親として教育にも大きな不安を感じると言う。 韓国はお客様が中心で、日本はメーカーやサービス提供者が中心。日本パソコンメーカーのアフターサービスの非常識。電子政府は本来ITを駆使し公務員を減らし、国民がより便利なサービスを受けられる為のもの、でも現実は違う。 日本は物作りに熱心だが、コンテンツが遅れていると言う。アリとキリギリスの話にたとえて、物作りの汗が無駄になっていることを指摘する。(そう言えば、欧州の有名ブランド時計の多くが日本のムーブメントで作られているが、利益の大半はヨーロッパに流れる)。ルイヴィトン・ベッカム・ハリーポッターも同じだとヨムさん言う。 行政や病院のITによる改革が「私のミッション」だと言う。聖路加病院と佐賀自治体を足がかりに、お客様中心の改革、彼の日本での挑戦は始まっている。
最近のオーダー、お客様というより納品先からの排ガス適応車による納品指定が多くなってきた。特にゼネコン関係は厳しい。お客様は「適応車指定」とオーダー用紙摘要欄に一行書けば事足りるが、運ぶ現場では厳しいものがある。買替え新車ラッシュの中、弊社でも納車予定の車が遅くれに遅くれ予定が1ヵ月過ぎている。これには面白い話がある。予定の納車日に確かに納車があった。だか、仮ナンバーで、車の指定色も塗られておらず、ボディも指定装備が全くなかった。やり直してくると、それ以来1ヵ月経過してもし納車がない。 きっとあの幻のトラックは、方々の納車予定日に顔をだしては、関東地区各地の物流会社をてんてんと巡業しているかも。 納車遅れの要因はボディーメーカーらしい。トラック需要の落ち込みが長くなり、この急な需要を乗り切るだけ職人がいないと言う。
渡辺さんと一緒に名古屋でのコンサル業務での打合わせ。コンサル料を上回りコスト削減の結果を出さないといけないと思うと真剣になるしプレッシャーがかかる。2時間続けてミーティングをし行き詰った時、30分の休憩を入れたが、その休憩が良かったようで、本質が見えてきて一歩打つ手が進んだ。又パソコンに頼ることなく、原始的だがホワイボードや模造紙を使って手で作業、体で考えるものアイデアが出てくるみたいだ。 カジ
名古屋へ日帰り、新幹線の品川駅開通後初めての利用。のぞみの増便で「ますます便利に。さらにお安く。」がキャッチ・フレーズ。だか実際に利用し、名古屋までひかり自由席派の私には、不便?高く?が体感。ひかりは便数が少なく時間が合わず、のぞみは自由席が3両しかない、おのずとのぞみの指定席を使う。特に名古屋まではのぞみの速さは有利と思えず、それよりホームにきた時簡に合わせ電車に飛び乗っていた。東京発なら自由席待ちも可能だが、途中の駅は悲惨。同じ車両を使って、ダイヤ改正で運賃収入は確実にアップするJR。小池さんが湖池屋在籍しアメリカのマーケッティングの大先生に教えを受けていた頃、見せ掛けのマーケッティングで消費者に向かおうとした時、「それはgimmickだ!」と大声で怒られたと聞いたことがある。今回の新幹線の場合は「ちょっと便利に。ちょっとお高く。」が正解では。 カジ
メタル便東海の外販の三本柱の一つに大阪からの荷物がありますが、10月に入ってからその量も順調に増えております。
一般鋼材は勿論ですが中にはメタルとは関係のない一般貨物、今日は新聞折込のチラシを配送しています。
あなたの家に入った新聞の折込広告はもしかしたらメタル便が運んだ広告かもしれませんね!
中途半端な物量でお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。
鋼材以外の商品も喜んで御相談にのります、メタル便東海は東海圏発の中途半端な貨物の総合物流相談窓口です。
一年半近く勤めたメタル便のドライバーのOさんが、先週で退社した。原因はOさんの言葉使いだった。60歳で職人気質のOさん、喋りがストレートでお客様からその言葉づかいに何度かクレームが入った。村瀬との話あいの結果、言葉づかいは直せないとの事で、退社の運びとなった。配達件数も多く、夜遅くまで積込み、過酷なメタル便の仕事に苦情を言うことなく一生懸命に取り組んでくれただけにとっても残念。長い間有難うございました。