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[ 関東 ] お札と小銭

チャーターをお札とすると、混載便は小銭のようなもの。 例えば42㌧運ぼうとすると、10t車5台ではなく、10t車4台と混載便で2㌧の手配が安くつく。10t車分がお札、2㌧が小銭に相当する。
小口混載サービスを提供して一社で月の利用額が100万円を超えるお客様は相当物量がある会社で、たぶんその会社のチャーター便の支払い運賃はその10倍以上はあるのではないかと思う。だから、小口混載の荷物を大量に扱っていても売り上げはそれほど伸びない。お金は小銭を大切にするとチリも積もれば・・・で大きなお金が溜まってくる。たぶん運賃も同様だと思う。小口を慎重にコストを掛けないで上手に運ぶと、予想外に物流費は安くなるものだ。 


タクシーに乗り、降りる時の料金が840円だったら、私は「お釣を100円ください」と言う。その余分に払った60円に、近くて申し訳けありませんでしたの言葉の代わりに。でも100円のお釣はやはりほしい。缶コーヒーは一本買えるから。60円や100円の話なら平和だが、毎日使う専属便となると桁が違ってくる。毎日34000円でピッタリの金額で、仕事が薄い日は「お釣はいらない。とっておいて」を行っている。

メタル便が経済誌の特集で取材を受けたことがある。メタル便だけの一方的な取材では、信ぴょう性や信頼性に欠ける可能性があるので取引先に側面取材をされた。そのお客様のインタビューには記事が出来上がって読んで見たら、我々がびっくりした。メタル便がそのお客様に請求する以上の金額が、メタル便を活用することによって削減できたそうだ。その年間の削減の金額が千万円単位だったので、我々が驚いた。いかに小銭(小口)と大切にするかので、お金がたまっていくかがよく理解できた。

ちなみに私は道でよく小銭を拾う。ニッケルの1円でも何だかうれしい。泥がついたり、曲がったり、傷がついていたりしても、迷わす拾う。50円コインを拾ったならその瞬間、人生最高の至福の時と思うぐらい嬉しい。でも大きなお金は溜まっていない。 カジ

[10.08.06]