銚子に工場を構える知人から、運送の相談があった。横浜まで3パレット運んで欲しいと路線会社に依頼したら1パレットにしてくれと言われたそうだ。今までは全く問題なく路線料金で3パレット持って行ってくれたのに。どうしても運びたいなら3パレットでチャーター分(約3倍の料金)が欲しいと言う、急に方針変えられて大変困っての電話だった。取引している2社の路線会社とも1パレットの制限で同じ答えだったとのこと。
この話を聞いて何か矛盾を感じた。コーラ一本なら100円、3本買うなら大口になるので900円欲しいと言うことである。最近これに近い路線会社の話をポツポツ聞くが、残念な話だ。各社で無理を言えば、無理が無理でなくなると言った理論だ。その銚子の会社から、なぜ今までは良かったのに駄目になったかの理由を聞いて、もっともらしいこと言っていたが、私が聞いたら笑ってしまうような見え透いた言い訳だった。正直に言えば良いのに、我々路線会社はパレットサイズのものを扱うより、郵便物の様な小さくて軽いものを運びたいのだと。現在でも1パレット運んであげるんだから 有難いと思ってツベコベ言うなと。路線会社は勝手に料金を下げて、永続不可能なサービスにしてしまった。コーラを30円で数限定で売るより、本当は100円で販売すれば良いのに。そんな中途半端な方針で困るお客様だ。 カジ