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[ 関東 ] 駐車違反

月より放置駐車違反の取締りが民間に委託される。メタル便は直接的にはあまり影響がないが、路線便や宅配便への影響は大きい。総合トラックでは、都心部での集荷等で一部影響がある運行がある。取引のある路線各社に6月以降の対応を聞いてみる。集配エリアに駐車場を確保するとの対応が大勢の様だ。路線会社にとってはコスト増の要因になる。ただこのコストアップに対して、6月以降路線各社が運賃にどのように影響させるかが興味深い。推察されることは、扱量の多い大手の会社は何とか切り抜けられるが、中堅の路線会社には1荷物当りの負担が大きく、価格競争においてより格差が広がってくる。

路線会社はここ数年生き残りをかけ、お客様や商品を選別してきた。トラック一台当りの運賃を上げる為、大きな荷物は断り、書簡をはじめとする軽量荷物にシフトしてきた。以前は運んでいた4mの長尺物(長い物)や1トン以上の重量物は、価格を極端に高くするか断ることを選択した。路線会社の大手も中堅もその方向に右に習いをした。「全国規模で配達する路線会社は3社~4社に整理淘汰される」と大栄の吉田氏は予ねてより力説していた。私自身も路地路地に駐車する各社のトラックは数社で充分だと思っていた。現状は対面1車線の路地ではスキースラロームの様に駐車トラックを避けながら走っていかなければならない。 今回の道路交通法の改正はより淘汰を加速させていく。路線中堅企業の戦略も大きな見直しが今後あるかもしれない。ひょっとして今まで断っていた長尺物も運ばせて欲しいと言ってくるかもしれない。 カジ

[04.04.19]