2020年のスタート・ダッシュ・ミーティング(SDM)が金沢で行われた。全国から各社の幹部社員が50名集まった。数年前までは1月にふさわしく各拠点の1年間の目標を発表が中心の議題で相互理解に努めた。各拠点が10分の発表であっても質疑応答を含めるとそれだけで研修の半日を使ってしまい、後半は実務連絡や承認事項等で一日が終わってしまっていた。それはそれで有意義だったが、今回は仮説だが「強力なライバルが混載輸送の市場に参入」をテーマにディスカッション形式で研修が行われた。
メタル便には今まで大きなライバルは存在しなかった、むしろ大手路線会社が長尺物の混載サービスの中止により、メタル便は新規顧客を獲得してきた。ライバルがいないから切磋琢磨がない、進化しないサービスになっていたのもの否めない。それが仮想ライバルの存在により、メタル便として現状のサービスで本当に良いかの問い掛けである。大変盛り上がった充実した議論が交わされた。客観的に自分の姿を見る事ができると、スピード感をもって各拠点でスタッフが自主性をもってサービスを進化していのがメタル便の特徴でもある。
SDMでは毎年お揃いのスタッフジャンパーを作り、参加者が同じ服装で一体感を強めている。多くの拠点では参加した幹部社員のみならずドライバーの分も発注して同じユニフォームを全国できている。そのジャンバーは毎年デザインが見直され作成年度もデザイン化されプリントされる。背中の部分は特に重要で、今年は「CHALLENGERS」の文字を大きく入れた。現状の我々のサービスの甘んずるなとの想いを込めた。