沢山の方々から励ましのお言葉やお見舞いのお言葉を承り心より感謝のお礼を申し上げたいと思います。主人が事故に遭ってから早くも2ヶ月を迎え、私が勤めます脳外科専門病院に転院してからは、おおよそ1ヶ月を迎えようとしております。事故直後は、毎日生死をさまよう日々を過ごし、今日か明日かというような付き添い生活を送っておりました。家族の待機室で、みんな雑魚寝状態で、サイレンが3回なる救急車の到着か急変を知らせる合図で、私と一緒だったのが脳死判定が出て、死を迎えるのを待っている人や様々でした。サイレンが鳴るたびに今度は、私かと思い眠れぬ夜を何日も過ごしておりました。入院して先生から状況説明を受け、実に厳しいものでした。「延命は、薦めません。意識が回復する可能性は低くて、良い場合でも全介助が必要な介護生活で、悪くて脳死状態です」と言われました。CTの画像を見て脳幹がかなりやられており、呼吸が止まるのも時間の問題といわれておりましたので、覚悟はしておりましたが、まだ、自分で呼吸をしているのに選択を迫られ、呼吸器をつける際も意志の確認をされ、脳死状態になってもそのときまた、選択が来ますといわれましたが、子供の言葉や、この人は不死身で生き様としている姿に私は、人口呼吸器をつけてもらう方に一つ返事でお願いしました。頭の手術をしてこちらに挿官チューブをしたまま、意識なし開眼なしの昏睡状態ですが、今は、奇跡が起きたのでしょうか。
目も開き、手足を無意識に動かしますが、リハビリで立つ練習、座る練習、歩く練習をしております。土曜日より、会社の方に笑ったりピースサインを真似たり、テレビを見たり、教えればヒゲをそったり、歯ブラシしたりする動作が見られ驚いております。あの姿からは想像つきません。
皆様の千羽鶴にこめられた思いが通じたのだと信じております。本当にありがとうございました。かなり無理はありますが、心配している事あるのと聞くと「メタル便のこと」という言葉に反応しうなずいておりました。ここまでこれましたのも皆様のあつい思いが村瀬に通じ奇跡!が起きようとしているのだと思います。少しですが遠く光が見えてきたような気がします。
本当に皆様にお礼を言っても言い切れません。人の心に触れ村瀬も感謝している事と思います。これからが大変かもしれませんが、年末には、家に連れて帰ります。
心より皆様にお礼を述べたと思います。ご遠方からもお越しいただきまして、
ありがとうございました。
まだ、まだ暑いですがご自愛下さいませ。
本当にありがとうございました。
村瀬 恵子