鋼材特約店200社が集まる鉄鋼団地、毎日多くのトラックが行きかいますが各社それぞれの配達で無駄が日常化。でも鉄鋼団地には共同配送が進まない理由がありました。
①食品はスーパーや量販店の物流センターに持込むので、食材は異なっても収め先は集約している。鉄鋼は土木・建築・橋梁・自動車・電機・機械部品と多岐、バラバラで納品先と不定期な納品。
②鉄板・コイル・条鋼・パイプ等形状が多種で混載が難しく、特殊鋼と普通鋼は錆問題で混載が敬遠されがち。
③販売先が競合に知られることに抵抗が、機密保持がネックに。
④鋼材販売店は荷扱いに慣れた運送会社で専属便とするのが日常化。毎日配送する運転手は社員同然、コスト重視の物流改革には消極的。
その解決にむけメタル便は小口混載を主業務として、2000年に浦安鉄鋼団地内でスタートしました。共同配送により物流コストを削減していく手法。現在では広く関東一円より集荷して、関東・東海・関西・東北・北海道へ積み合せで運んでおります。