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[ 関東 ] たこ焼き屋

新鋼流会のスタートダッシュミーティングの事前打合せの為、吉田・古賀と静岡で前泊。夕食を前に2時間の打合せ。
吉田氏より学生時代にバイトしていた「たこ焼屋」の事例がでる。一日のバイト代が2~3千円の時代に、たこ焼きを売ると原価に比べて売価が高いので一万円が簡単に稼げる。
関西人一家に一台はたこ焼きを簡単に作れるプレートをもっているのに、何故そんな高い買い物をするのか。理由は
①プロの作るたこ焼きが美味しいから。
②たこ焼きを食べたい時にいちいち自宅に帰って作るのが面倒だから。利便性

物流業界の存在価値もこの二つに集約されるかもしれない。メタル便に例えると、
①「プロにお任せ」
鋼材の販売がコアビジネスなので物流のプロにもなる必要性がないから、あえて物流はプロに任せる。
②「利便性」
週に1~2回しか出ない小口オーダーの為に、必要なトラックを用意しておくことやお客様に重量の条件交渉するのが面倒。

でも物流業界の現状は異なる。たこ焼き屋を例にすると、街中にたこ焼き屋があふれかえり、折角作ったのに売れ残る気配。作ったたこ焼きを味が落ちないうちに売りさばく為に、原価割れして販売していく。

[07.01.06]